週めくりカレンダーをめくり忘れており、1週飛ばして1/22の週に。
ひさびさにこのゆるいイラストのカレンダーがかかっているおかしさを味わう年よ。各都道府県ごとのイラスト、けっこうステレオタイプを助長しやしないか?ということは少し気になりつつ、単なる名所にこびとおじいさんとねこたちが旅しているだけのイラストも多いので、、、誰に申し開きをしているのかよくわからない。一事が万事このちょうしです。
笑みが深いベーグル。
むぎゅ〜のひきありまくり生地にもプレーンと全粒粉で違いがあり、しみじみ味わい深い。シナモンレーズンのほうははちみつが入っているのかな。やさしい甘み。
友人がお土産にくれた、キャラメルにぱりぱりの薄切りアーモンドをくっつけたような、やわらかくてやさしいフロランタン。ここのパッケージのイラスト含めてとても好きで、また喫茶室に行ったり、クッキー缶を買ったり、生菓子を友人の家でつつきたくなった。鈴木信太郎の包装紙のお店だいたいだいすきクラブであることを思い返すとき、忘れがたいお寿司屋さんのおいなりやかんぴょう巻きもひさびさに食べたい。お花見には黄色の包装紙に包んだ同じ色の茶巾も、とまぶたの裏の明るい色に春を見据えてしまった。
早めに薬を飲んでいたのに目や鼻が花粉の気配をキャッチしてムズムズしているここ数日、耐えきれずに耳鼻科に寄った後、好きな洋菓子屋に滑り込んだ。生菓子のケースがだいぶすかっとしていたけれど、そうだこの時期は、と振り返ると窓際にはチョコレートのかわいい箱が。いろいろ目移りしつつ、パートナーの誕生日は週末においしいものを食べる計画があるので、当日は帰りも遅いし、と昨日踏みとどまっていた生菓子をむちゃくちゃ悩みつつ一つ購入。nouveauの印に惹かれつつも、なんだかんだで定番を選んでしまう。
春菊と舞茸のあえもの、ささみの海苔煮、大根の梅おかかマリネの晩ごはん。酒徒さんレシピのループから意識して脱してみた。海苔煮は胸肉がレシピ通りだけれど、以前友人がささみのほうがよかったといっていたのを思い出し。確かにそぎ切りとゆで加減を多少適当にやっても、やわらかさを保てるのはこちらかも。他の二品はわたしの最近の自炊うす味傾向もあるかもしれないけれど、若干味が濃いめになってしまい、もう少し薄めが好きかな、というあんばいでした。
業務報告。各位、SHOZOの生チョコが始まっているようです。
あっという間に売り切れていたが、青山の店舗にはあるのではなかろうか…ボックスで買うとだいたい食べきれないので、もう少し少量パックがほしい。あるいは友人と分け合いたい。チョコ星人の方はぐっと(盃を干すポーズ)いけてしまう量とは思いますが。
以前Y2K新書をこよなく愛するなかまの友人がおすすめしてくれたPodcastをきいてみた。ぬいしゃべ以来、身の回りにたくさんある(いる)あのものたちを、みんながどのような存在として意識しているか気になる(ぬいぐるみの性別とかないので、二人称がわからなくてえらそうになってしまった)。わたしはぬいぐるみの存在には惹かれるけれど、ぬいぐるみとは喋れない人で、個体としての意識がある、少なくともわたしに話しかけられる存在とは認識していない。しかしいきものっぽいかたちをとっている、かわいい見た目をしているふわふわしたものとして、ぞんざいに扱うのは気がひけるし、ぬいぐるみという存在を心のよりどころにしている人たちの気持ちも想像できる。Podcast冒頭で、かわいがるのに気がひける、という意見に対して、そういうふうに作られているんだからいいんですよ、という意見が出てきたのがまったくそのとおりではあるけれど、そこまで思い切れない、ある種のエゴを感じる人の気持ちもわからなくはないと感じた。一方で、自分の分身、アバターとしてのぬいぐるみという捉え方については、より感覚として身近な気がする。おどけたふりでぬいぐるみを動かし、ぬいぐるみ自身が話しているように他者に向けて話すとき、わたしはどこかでぬいぐるみと接続しているのだと思う。大島さんの、近くに長くいるぬいぐるみのほうが、その接続がはやい、Bluetoothみたいに、というたとえもツボだった。しかし同じく大島さんの、そうやって「ぬいぐるみのアバター」を通して話しかけた時の男性と女性の対応の違いをさした、"男の子のぬいぐるみ界隈はバトルベース"の発言に対しては、それはひとによるんじゃないかならと性別でパッキリとわかる考え方を留保したい、単純化とみなす自分のポリシーに立ち返った。あくまで表現の違いであって、「この社会における男性性のあらわれ方」という意味をおおむね共有しているものと思いたいが。続けざまに再生された読書会『羅生門』『火の鳥 復活篇』もうっかり聞いてしまい、芥川龍之介さすがすぎる〜〜〜『火の鳥』も読み返したいけど、私の中で「押し入れの奥にしまい込んでほしいと親に頼んだくせに、想像力を逞しくしすぎて押し入れ自体に近寄れなくなってしまう」タイプの怖い本文類しているからな〜〜〜とひさびさに埃をかぶっていた自分の中の引き出しがバンバン開いた。他の回も聴く楽しみができて嬉しい。