朝から7話までハズビンホテルを見て心が千々に乱れる。天使と悪魔の造形はかなり意図して善/悪、白/黒に分けていないなと感じるので、SNSで見かけたある人物の表象がホワイトウォッシュと断定してよいのかわからないと思ってしまうが、それはわたしの知識のなさによるものでは…?という気もしたり、結局ある集団に与えられる暴力に対する反撃の手段は同じく暴力の行使でしかないのだろうか、でもフィクションの中でその様を描くことイコール暴力の肯定と一概にはいえないのではないだろうか、などなど…
朝ごはん、やや乾燥していたプレーンベーグルを蒸す。
つやつやなビジュアルにかわいい❗️好き‼️というとてもつよい気持ちが湧くが、単品で食べるならやはりシナモンレーズンかセブングレインハニーフィグかな?という冷静な思考もかたわらに。
昼、好きなカフェに久々に行き、気になっていたメニューを頼む。
トマトベースのレンズ豆スープ、かなり好きだった。
まったりした甘さひかえめのさつまいものペーストとレーズン入りにんじんラペ、鶏むね肉の取り合わせがとても好きだった。お店の方から事前ににんじんラペにレーズンを入れても良いかどうか尋ねられ、ドライフルーツと塩気のある野菜やたんぱく質の取り合わせが好きな人間はもちろんと答えつつ、ノーレーズンサンドイッチの話を後からパートナーとする。
ブルーベリーのジャムからりんごのジャムに変わっていた。酸味と軽やかさの加減がまた違うこちらも好き。
食後に気になりつつ足を運べていなかった美術館と古着屋に立ち寄れてよかった。青や赤で絵付けされた器に惹かれる。
夜、前から気になっていたお店へ。イタリアンも地方によって全然メニューの構成が違うのだなと思いつつ、なにがどう違うかをうまく説明できない。今日のお店はトスカーナの郷土料理とのことで、否定的な意味でなく家庭料理の延長線にあるような、しっかり塩気が効いた味つけでワインが進む、食べ応えのあるものが多かった印象。視覚的にそんなにたくさんの量を食べたつもりはないのに、おなかがいつのまにかいっぱいに、のいつものパターン。
わたしは肉や魚の目をひく具材が使われているものを頼みがちだけど、そのお店(イタリアン)の個性って動物性タンパク質が最小限(?)の固形の具がないペースト一本のシンプルなパスタにあらわれるのかもしれないと想像した。