2023年の目標を2024年初頭に果たした日。おいしいもののデパート、夢の国(??)に行きました。
家を出るのが遅れた上に逆方向の電車に乗るミスをやらかし、ねこバスの勢いで駅から友人のもとへダッシュ(イメージ)。行きすぎそうになり、この角かと曲がったそこには夢の国がありました。
ゆるいカーヴの角に、ふちのまるみにあわせて放射線を描くがごとくタルト類が並んでいて目が眩むコーナーをご紹介しましたが、お惣菜コーナーのソーセージやパテ類、ずらりと並ぶチョコレート、プティガトー、極めつけのアイスケーキにも心が揺さぶられ、あのときのわたしはかなり目がぎらついていたと思う。
先にとった注文数に応じて机の面積が変わるシステム、合理的だけどかなりおもしろい。2人だけど4人がけに通されました。煮込んだお肉のほろほろさ…
ばっちり半分にしたつもりが自分の方にラザニアの皮がなく、本当に申し訳ないのだが…とすなおに説明して皮を再配分してもらった。あほすぎるが、気心の知れた相手でよかった。
左はゼフィール(マスカルポーネとヴェルジョワーズの蒸し焼きチーズケーキ)、右はアリ・ババ(ラム酒漬けサバラン)。ゼフィールの説明は中段のチーズケーキ部分のみにかかる?チーズケーキももちろんとても美味しかったけれど、下段のタルト生地の食感と塩気、上段のチョコレートのなめらかさ、コクもたまらなかった。向かい側の友人が掬い取ろうと生地をギュッと押すと、反対側のわたしの水量(酒)がぐっとあがってくる、銀紙の底じきのなかに注がれたひたひたのラム酒が魅力的なアリ・ババは、先に食べた友人が口に含んだ生地を舌でぎゅっと押すといいと指南してくれたので、その通り試したところ、じわっとしみでてくるラム酒が、もう……お酒がしみしみ洋菓子大好きクラブです。
こんなに上品な小ぶりサイズならもうひとついけるんじゃない?と紅茶の残量を伺いながら友人と目配せし、ショーケースへ。散々悩んだすえに、お店の名前を冠するケーキに決定。絶妙な薄さのキャラメリゼをわって、一緒に角刈りの洋梨と中のクリームを掬って食べる。3つの要素がそれぞれの良さを活かしつつも一体となり、、、いま感想を打ち込みながら、お皿の🍐マークってここからきてるの?どっち??という疑問が今さら浮かんだ。アメリの顔をしてくれた友人の写真を撮り忘れる失態。
『ぐるりのこと』のガラス細工のアクセサリーを見て宝石と思った「二郎ちゃん」に感動を伝えるおばさまが見たら目を輝かせるであろう、というかわたしのふだん死んでいる目も輝いたまばゆいゼリーの海。ポール・シニャックの絵を一瞬思い出し。
買える夢のかけらを持って帰る。またくるね…(後ろ髪)お惣菜を買いに来た常連と思しきひとが「いつもこれくらい空いていればいいのになあ!」と2回くらい言ってお店の人を困らせていたけど、わたしもまたこれくらい空いている日に来たいです。ガレット・デ・ロワ販売のこの2週間の週末は特に混むらしいね(お役立ち情報)。
凧揚げはできなかったけれど、凧揚げ会場を横切りながら、犬にちらちら熱視線を送った。1時間ほどずんずん歩いたら暑くなってきてしまい、温度調整の難しさを思う。ヒートテックじゃないものを重ね着する方向で考えたほうがいいのかも知れない。
この樽のところでスタンディングも良さそうと後で思った2つ目の目的地。
そのまま次の目的地だったお店の周囲を散策したり、古着屋に3軒連続で入って何もわからなくなったり(結局髪型と顔が決まってればなんでも似合うのでは?でも全身のスタイルも必要か??)した。休みの残りが少なくなってきてそろそろ働きたくなるかと思っていたが、そんな気配は全然ないな…しかしカロリー収支についてはそろそろ考えたいですね。