今週は仕事の拘束時間の長さ(わたし比)によりもうあまり何もできない気がしている。何もの「何」とはわたしにとって読書やその感想を書くような活動を指します。
といいつつこの連載を読んだ。紙の本ではないのでノーカンということで。
そういえばこの連載自体は前にどこかで見かけて読み、いいなと思った記憶があるのに、いきのびるブックスのRTで見かけるまで忘れていた。有害な男らしさについて考える連載という認識でいたけれど、マイノリティに対してアライとして行動している人間ほど安心し、〈縦の切り離し〉をしやすいという箇所は自分にも起こりうる、というか既に発生し、そのたびに落ち込んでいる事案です、と自分のこととして身に引き寄せて読んだ。
〈縦の切り離し〉は過去の加害を犯した自分と現在の加害について学んだ自分を「もう現在の自分は加害を起こさない人間になった」と切り離す行為を指す。アライと名乗れるほど何か具体的な行動を起こせている人間ではないけれど、わたしがさまざまな社会科学分野の本に手を出すのは、犯す可能性があるさまざまな過ちから知ることにより可能な限り遠ざかりたい、という欲望とおそれによるものが大きいため、それにより得たものを過大な「自負」としてしまうと、過ちに気づかない・あるいは過ちを指摘された際に筆者のような状態に繰り返し陥る可能性がある。というかあったね、わたし。これからもその可能性があることを念頭に、自分と異なる属性を持つ人に対して差別をする人間であるということを定期的に自分の身に刻み、思い知らせておく。というようなことを書くとがんばってる自分を演出している文章っぽくなってしまうんだけど、ここにこう書いたのにやっぱり間違えて、それで間違えたことを認めてないぞこいつ、という事案発生時の立ち返るためのめじるしの杭のようなものです…
筍ごはんリターンズ❕昨日ぶりどころか今日の弁当ぶり。米と筍がおいしい。ここ最近の夜の炭水化物摂取の止まらなさに危機感をおぼえています。