2月10日

socotsu
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やろうと思っていたことは一応できた日。三連休などありませぬシーズン。お昼休みを唯一の楽しみにしてしまうこのごろ、食事調整がむずかしい。

チョコレートベーグル

朝ごはんはパートナーが買ってきてくれたチョコレートベーグル。普段食べているベーグル屋のベーグルより軽いのだけど、リベイクでかりっとむっちりする生地と中から溶け出すビターなチョコレートがとても好きで、おみやげと紙袋を手渡されるとかなりうれしい。いつもは一個を半分ずつだけど今日はひとり1つあり、丸ごとは多いかなと思いつつ、食に心のよりどころを求めてしまう週間といつのもあり、一気に食べてしまった。

キャロットケーキマフィン型

スパイシーな甘い香りがむんむんするキャロットケーキをお昼に。同じかたちのコーングリッツマフィンよりは軽めだけれど、もちろんあのベーグル屋の商品なので食べ応えはある。これとスープジャーに入れた鶏胸肉とキャベツの蒸し物、そしてでこぽん🍊

coppia ferraresse(フェラーラの田舎パン)

帰り道に足を伸ばして時々立ち寄るイタリア食材店の前を通りかかったら、ひさびさにあのパンが店頭に!お店の方に聞いたら土日限定商品となったとのこと。マンドラゴラっぽい見た目は少し千切って食べるのを躊躇するけど、持ったときの軽さと中心のみっしり詰まった食感、端っこのカリカリした食感が一度で2度美味しい(?)。

coppia ferraresse(フェラーラの田舎パン)を手に持っている

足っぽいよね。うっかり晩ごはん前にはしっこを少し、と食べたら止まらなくなりそうで怖かった。グルテン祭りなのかそうか…

バインミー

ひさびさのバインミー。これと鶏むね肉とキャベツの蒸し物ふたたび。半分こなので、という晩ごはんにもグルテンを摂取する言い訳を……目玉焼きを追加しても、別のときどき行く店のがつんと味が濃いバインミーとは全然違う、しっかり味はついているけど丸みのある、どことなくやさしい味わい。マンスリーにしようかと思ったのに、なんとなくベーシックなこちらを選んでしまった。海老アボカドも好きです。

お菓子屋の店内をガラス越しに外から撮った写真。メレンゲでできたと思しき看板にAigre Douceと記されている

そういえばこちらに立ち寄るのが目的だったのだけど、目当てのチョコレートが売り切れていて悲しみに暮れた。この間友人にあげる分を買っておいて本当に良かった。気になりつつもお菓子消費が追いつかないため、この時期にチョコレートを買い求める習慣はほとんどないのだけれど、この洋菓子屋のこの時期だけ売るチョコレートは毎年好きで買っている。生菓子の横に並んでいた焼菓子といっしょに、ハートでできたチョコレートの空洞部分にいつものガナッシュチョコレートが4種入っている、普段だったら絶対買わない形状のチョコレートを買ってみたがはたして。

映画『Here』のことを考えていたら、大きなストーリーの動きはないけれど細やかな切り取り方、描写で見せる、という意味でジュンパ・ラヒリの短編を思い出した。また、「歩く」という行為が映画のひとつのキーとなっていることを知り、レベッカ・ソルニット『ウォークス:歩くことの精神史』の積読もそろそろ崩さねば…?と考えている。『迷うことについて』の再読も。ただひとつのことについて考え続けるだけでなく、考えの方向性を定めるためのガイドとなるような知識を資料から得ることは必要。

@socotsu
そこそこ