ばたばたと仕事を終え、この時期はスペシャル筍づくしコースオンリーの中華へ。どのメニューも、もちろん筍もおいしかったけれど、揚げ物2種、鶏肉とフキノトウ、海老入りあげ巻きがかなりツボで、もしかしてふつうの営業日のアラカルトやコースの方が好みかも…?と筍シーズンを終えた後に足を運びたくなった。〆のごはんの固さが、昨日家でパートナーが炊いてくれた筍ごはんの方が好みだったのもある。炭水化物の固さにうるさい人間。
そして足を伸ばした二軒目のワインバーの、筍のバター魚醤や春野菜の白和えがとても好みで、どちらかというとこういった素材の味をいかしたおつまみが好きだ、と改めて確信。定期的に予約する好きな日本酒のお店で出てくる、シンプルな薄味の皿に近いものを感じた。
以前北海道のオーベルージュでペアリングして以来のワインに再開してうれしかった。他に頼んだ赤がそれぞれはっきりと細かに違う味わいだけれど、どれもベースは甘やかなラムレーズンぽい香り、味もスモーキーだったり酸味があったりグラデーションはあるけれど、どれもベースは甘め寄りだったので、淡い出汁っぽいこのワインとの違いがはっきり味わえた。
じゅわっとオイリー系バナナケーキもとても好み。近くにあったら通ったけど、遠くにあるので財布や胃が助かるお店だった。