突発的にまったく読めない言語のページを複数見比べて調べものをせねばならなくなり、ENGLISHタブに切り替えても変換されるのはこのページまでか、いや別に個別に翻訳すれば良いのだが、しかし、、、と目がちかちかしてきてやろうと思っていたことが半分しか片付かなかった。
全部放り投げ、いつか買うだろうが今ではないとずっと思っていた本を好きな本屋で見つけて買ったり、歩きながらバゲットをかじったり、出張植物園になっていた好きなカフェで気になる鉢植えを見つつも結局選びきれなかったりする。今年こそ部屋のなかに緑を置きたい。
夜は2度目ましてにしてやたらと落ち着くお店でごはん。塩とマスタードを交互につけたホワイトアスパラガスのみずみずしさと甘さ、バターでソテーした筍の歯ごたえと香ばしさ、そしてなによりワインとのペアリングが本当にすてきだ、と余韻に浸りながら選び切れなくて人数プラス1になったデザートでテーブルの上の景色が豊かだった。サクラマスやホワイトアスパラと合わせた白、ひらめと筍のソテーと合わせた白、子羊と合わせた赤のそれぞれのよさよ。
急いだほうが良さそうなスフレを一口食べたらしゃりしゃりしたココナッツとバナナのかおりが一緒に口の中に広がった。いちごのスープは果物の甘みのやさしさ的に本当は最初に食べたい。2度目のマルキーズはまったく甘くないチョコレートのにがさとかりかりのカカオニブがやっぱり好きで、エスプレッソと一緒に味わいたい。
ここのミニャルディーズのマカロンがとても好きだと確信しました。前回よりねっちり&ジューシーさを感じたのは少し置いて温度が上がっていたからだろうか。たくさん食べたいけど一口だけであとを引くのがちょうどいいのだろう。
パートナーに「(ソムリエの人と)喋れてよかったね」って言われてじわじわきている。大変おこがましいながら、ワインセレクトのすばらしさ、お礼を伝えられてこちらが幸せだった。