とにかく気心の知れた人と散歩をするのが好きなので、遅めのご飯の予定の前に早めに集まって、好きな店のあるエリアをうろつけてよかった。友人に唆され、もうじゃんじゃか積めばいいやと好きな本屋で気になっていた本を2冊手に入れた後、Instagramを見て気になっていた古着屋兼古本屋のロングTシャツ(古着ではない)を買ったら、Tシャツに印刷されたイラストを描いた方の手作り紙粘土オーナメントを選べた上にくじ引きもついてくるおもしろさ。さらにおそらく最下位のくじを引き当てたにもかかわらず、友人とわたし、店員さん3人きりの店内で大当たりのようにベルを鳴らしてもらえて、年末のめちゃくちゃに心も身体も忙しないけれどもう仕方がなくね?と諦めてしまう脱力感とおかしみがぶわっとあふれてきた。
この10年で好きなものみんなさぁ、と力ない笑みを浮かベて肩を叩き合える友人が1人以上いればなんとかやっていけると思う人生。
その後てくてく歩いて東○カレンダーに掲載されるような店の発祥の地の方でたらふく食べました。この人たちはどういう関係で…?というぎらぎらした二人組の会話とトニー・ベネット&ガガ(推定)のジャズカバーアルバムをBGMに、ゆるっとしたお店の人2人が狭いキッチンでゆるっとした空気のなか美味しいものをじゃんじゃか作るのを見ていた。また行きますね。
ツリーがある友人の家へ引き渡されたオーナメント。
あれは今日食べられないのか?とやきもきしながら遠くから見つめていた、オーブンに入れられる前の発酵したフォカッチャ。
焼かれたフォカッチャ。ありがとうありがとう…
今年のベストバイ(唐突に)ワンピースの裾。