千葉雅也『デッドライン』がまさか『放浪息子』を読み返したくなる本だとは思わなかった(私にとって)。ゼミでの教員の講義内容、荘子と恵子が魚の気持ちが「わかる」かどうかについて議論をするくだりが派生して、他者を欲望しながらその他者になりたいと思うことにつながっていく。その他者と恋愛的に関係を結びたいと思うのではなく「僕が君だとしたら?」と問いかけたかったこと。そのねじれは自分の中にもあるものだ、とうっかり思ってしまう。達成し得ない状態を希求することじたいを望む、ということも。すごくよい読書体験。『オーバーヒート』も続けて読む。帰宅してサワードウスターターの様子を見た。数日前から冷蔵庫外に出してえさやりを繰り返していたけどやっぱり微妙なかんじ。しかし水見式は成功するので期待しすぎず生地を仕込む。ストレッチ&フォールドの途中で図書館に本を返しに行った。