昨日買ってきたタルト類が入った紙箱を開けたら、なかにこもっていたとてもよい甘い香りが冷たい部屋の中に流れ出てはっとした。
小ぶりでかわいいサイズなので一気に2人で3つ食べても平気。というかもういっこくらいいけたな…
これが一番好きだった。アーモンドのペーストかな、生地かな
参考ページ。「毎日オーボンヴュータン」って連載名がもういかしてる。
お昼に行った一番好きなカレー屋の一番好きなラッシー。酸味と甘味。
長すぎてフレームからはしっこがきれている。悩みつつ毎回マサラにしてしまう。あのちっこい容器に入ったペーストも好き。
オクラとナスのカレーとビーフカレー。ビーフカレーめちゃくちゃ辛かったけど美味しかった。ベジカレーはトマトベース。カシューナッツが食感のアクセントとして好き。
とても好きな🌀前にどれだけ油を使うか解説している記事を見てからオォ…とおののいていたがやっぱり頼んでしまう。
全体的にタンパク質が少なめだったので、もう少し食べられる気がしたが、たぶん明日は塩分で顔がパンパンになっている気がする。これを回避するすべはないのか?!
その後、あまりにも今さらながらに『君たちはどう生きるか』を見た。ひとつの敷地内に並び建つ日本家屋と洋風建築の家々、どこまでも続くと思われる外廊下や入ることをきつく禁じられている敷地の隅にポツンと立つ塔とか好きでしょ?集合体恐怖症に駆られそうなうごめく魚・鳥たち、もちろん過去のジブリアニメからとっている要素も多くあるだろうけれど、古くは不思議の国のアリス、アニメ版銀河鉄道の夜のような精神世界・週末世界の描写etc.の映像のフェチズムにわーーっと高揚する自分と、今すぐ席を立ちたい気持ちに駆られたジェンダー描写にもやる自分との間で反復横跳びしている。表面的な内容をなぞったときにいまこれをやる新しさもなにもないのでは?と思いつつ、わたしは駿になって世界をめちゃくちゃにする映像をつくってそのなかに入り込みたいし、空から落ちてきた塔を補強した建物に住んで本に取り憑かれていつの間にかこの世から姿を消したんだよと語り継がれる大おじさんになりたい。やっぱり30半ばにもなっても、魔法学校の入学許可証がポストに舞い込んでいたり、この古い扉を開いたらどこか別の世界に繋がっていて欲しい、そういう物語を強く望んでいるような部分を自分のなかに生かしてしまっているので、あまりにも夢見ていた「ゆきてかえりし物語」の一つのかたちをとった映像が目の前で展開されていることに興奮を覚えずにはいられなかった。しかし出産を控えた義理の母の探索がフックになる物語…そして義理の母や母の思いはほぼ語られず……駿……主人公が蛙に埋まっていったときに矢を放った夏子おばさんは明らかに「わかってた」人だったじゃん??そのあたりの語りとかないの??
映像として好きだった場面はたくさんあるけれど、それぞれの生活をするインコの姿が一瞬描かれていた場面も好きだった。『ドラえもん のび太の創世日記』は虫だったねという話をしたら、パートナーに『火の鳥』のナメクジの話をされた。なつかし…
映画後、あまりにもひさびさに大学時代の友人先輩らと会い、あまりにも懐かしい話や近況報告や本・映画の話をした。先日ある友人にみんな好きだけどまじでおもんない一冊として挙げられた翻訳書を、その場で別の友人に人生の一冊として教えてもらったのがかなり面白く、しかし後者の友人も物語ではなく文章を推していたな…
そして飲み会の話題提供として振られたため、パートナー男性とのなれそめと自分の事実婚(婚とは??)選択の話をした際、自分の選択理由について、あっこれ全然伝わってないな、というぼやーんとした反応に結構愕然としてしまった。そもそもこの話をした際に「わかられ」たなという体験がほとんどなく、たぶん私の説明の仕方に問題があるのだとは思うが、こちらはこのメンバーならば、という期待を持って話しているので、それでこの打率か??とがっかりがでかい。どこまでもわたしの見る目がない話かもしれない。苗字変更の不便さひとつとってもかなり重い話だと認識してるんだけど、別にパートナーの苗字よりわたしの苗字の方がかっこいいから改姓したくないわけじゃないんだよ。どっちもいけてますよ。それとも皆もうポストフェミニズムの時代という認識でいるのかしら…わからない…みんな戸籍が家族単位で管理されてる状況きもいと思ってない??