所用で急遽午後休をとり、弁当用のスープジャーに入れていたスープを皿に移し替えたところ、想定していたよりスープジャーにもりもりの量が入っていたことを知った。
白菜の浅漬けとベーコンを入れるのは長谷川あかりさんのレシピの流用なのだけど、もはやそのほかのものはかなりアレンジをしていて、改めて具をまじまじと眺めると、いまの自分の自己紹介のようなスープだなと感じる。こういうものを食べて生きている。
先日の残りの皮を使い切った。シュウマイストック、今週は大葉・新玉ねぎ・クミンシード・鶏胸肉ともも肉です。もりもりの大葉を入れるとかなり好みの味になることがわかったのでまた作る。まだだいぶ大葉が残っているけど、ジェノベーゼにしてもその手の調味料を使い切れる自信がないことに気づいた。パスタも家でほぼ食べないし。たんぱく質と和えたりすればいいのかな…?
まだ途中だけど、滝口竜介さんとのインタビューでの気づきが書かれた一章からすでにおもしろい。脚本を棒読みすることによって、その人が蓄積している経験からついてしまう台詞の抑揚をなるべく削いでいくことで、その役者のなかにある「まさに言うであろうこと(定められた脚本上の台詞)を言うだろう」他者と出会いなおす方法、「役者ともキャラクターともつかないものが生まれる」やり方に、「理解ができない他者をそれでも知ろうとして近づく試み」を筆者が見出すエピソードは、広い意味での「演劇」の演技プランの話としても、人間同士のコミュニケーションの話としても、いままさに知りたい・聞きたい話だった。
筍を茹でるポコポコというお湯の音を聞きながら本を読むのが好き。今井真実さんの昆布と塩水で茹でるやり方、皮は剥いて鍋のサイズに合わせて筍を切ってもよし、という方法のおかげで筍を茹でるハードルがだいぶ下がった。今回の筍は大葉と合わせて何かにできるだろうか。今井さんの該当ツイートに含まれるnote.のリンクをあまり貼りたくないので、気になる方は検索してみてください、と書いてしまったらあまり意味がないが…