2月15日

socotsu
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フルーツスコーンなぜうまい(検索)全粒粉のお菓子を永遠に追い求める…

フルーツスコーンとチョコレートのケーキ

ぽかぽかしていて、仕事をしている場合ではない陽気だった。ピクニックしたいな〜という気持ちになりながらデスクに座る多くの人と共有可能なありふれたかなしみよ。

晩ごはんの予定までの時間が空いていたため、急いで図書館へ向かい一旦返却ののち即再貸出チャレンジに成功、予約の本も引き取ってエコバッグの重みを肩に感じながら家へとんぼがえり。

風が強いもののコートなしでも平気なあたたかさだったため、ぎらぎらチャイナジャケットと朱色のローラアシュレイのブラウス(どちらも古着)、黒いプリーツスカートとガニーのラバーブーツででかける。上着が軽いと身体が軽い。

水色に塗られた長方形の板に葉のような模様が描かれている。
水蛸の前菜 上に散らした黄色い花と皿のふちに描かれた花の黄色が合っている

お皿と盛られている食べものの配色があまりにも好み、かつとてもおいしい。水蛸とハーブと酸味の相性よ❕🐙

水蛸の前菜が赤い花が描かれた皿に盛られている

取り皿もとてもかわいかった。しかし怒涛の如く運ばれてくる大皿に、突如として机上がちょっとしたパーティ会場というか、すてきなおうちでものすごい量の料理でもてなされている人たちのようになってしまう。

鶏肉のあえもの

写真だと全然伝わらないけど、数皿出てくるお店の量としたら10人分くらい合ったと思う。王様の前に運ばれてくるてんこ盛りの皿のようだ。写真だと全然伝わらないが…二種類の部位?焼き方?の鶏(ももとむねかも)の下にさらにやわらかい鶏がなますとハーブの影に隠れている。なますがとにかくおいしくてこれを合いの手に永遠に食べていられそうな気がするが、その手の言説は幻ということがこの後じゃんじゃか出てくる大皿によりあきらかになる。ワイン持ち込みよりバインミーあるいは生春巻きの皮を持ち込みたかった。

白身魚の香草焼き

もしかしたらこれが一番好きかもしれないと話し合った、白身魚の香草焼き。大葉と一緒に食べる。ハーブとカリカリナッツの風味と食感がよく、油の量がビビるほどかかっているのにぱくぱく食べてしまう。しかしお米が欲しくなる味。

この後の豚挽肉の蒸し物(キャベツと一緒に)、インドシナ式お正月ちまきとカンボジア式豚肉と筍の粗糖煮(上品な味わいのほぼ米の粒がない状態のもっちりねっとりちまきと濃い味の角煮の相性)、インドシナ華僑式海鮮雲呑スープ(出汁に身をささげたおおきい鶏が丸ごと入っているおかげでめちゃくちゃおいしいスープ)、ココナッツプリン(生姜の汁がぴりっとしていて甘すぎずよい)もとても美味しく大満足だったのだけど、とにかくめちゃくちゃ量が多く、本当にもったいないことにすべては食べきれなかった……もっと人数多めで行けばいいのかな、と思ったけどアラカルトじゃないからそうしたらその人数分量が増えるだけなんだよね。やはりさりげなくタッパーを持って…?常連さんはずっとタッパーを取り出しさっと持ち帰るらしい(自己責任)。しかしまた行きたい。大葉やキャベツでおいしい油を使って調理したたんぱく質を巻いて食べるのが好きだったし、旧正月仕様のちまきもおいしかったけれど、乾いたお米を汁気のある食べ物といっしょにもりもり食べてもみたいなと夢を膨らませる。

@socotsu
そこそこ