休日出勤の代休❕ミントチョコっぽい配色にて出かける🍫
お昼は平日休みの日にやたらと足を運んでしまう大好きなパン屋併設のカフェへ。だいたいいつも大丈夫だけれど、前回、ラストオーダーギリギリまで1時間くらい待った記憶を引きずっており、今回はどうかなとどきどきしながら向かったところ、するっと入れた。こういう、予約を受け付けていない、入店できるかどうかわからない店に向かうとき、食べたいものをあまりにイメージしていくとだめだった時のショックが多すぎるので、頭にふわっと浮かぶ食べたいものへの期待を意識的に散らしてしまったりする。思い通りにならないパターンをいくつか持っておく。
パン屋でパンに目移りし、色々買っているうちに、食事が運ばれてきたとパートナーから連絡があり、急いでカフェに戻る。毎度のことながら前菜がとても美味しい。ちょっとしたコースを食べている気持ちになれる。
いつもサラダかオムレツを選んでしまうけれど、ふたりいると本日のメニューも食べられる。噛み締める系のお肉おいしい。
チーズのオムレツがやっぱりとても好き🥚🥚
このかごに盛られたバゲットが見たくておかわりを頼んでしまうところがある。かわいすぎる。
最近いろいろな店のプリンを食べ比べる人になっている。おいしいたまごの味がするプリン。
はしっこのかりかりとくるみのかりかりが二重奏。
この時点で当然ながらおなかはいっぱい、腹ごなしに遠回りの散歩コースを選ぶ。気になっていた仕入れ直後の品々が並ぶお高めの古着屋で、どれもかわいいわね、しかしいつ着るんだよ、とため息をつきながら見るだけ見るだけ、と店を後にした。ほぼネグリジェのような丈の長いしっかりした布地の襟のレースがかわいい白ワンピース、刺繍がかわいいジャケット、ゴツいシルバーの指輪…
散歩の流れで、全くお腹は空いていないけれど明日以降のおやつや朝ごはん目的で、みんな大好きベイクのお店へ。全粒粉のフルーツスコーンが残っていてヤッターと小躍りしつつ、チョコレート商品もうっかり指差しつつ、レジ前にある水曜日のパンケーキテイクアウト可の札を見つけてしまう。迷いつつ結局注文。注文時にその分焼いてくれるシステムのため、店外でできるまで待つことに。近くで待つかわいい犬(と飼い主さん)にかわいいねえと視線を送っていたら運ばれてきた紙袋を持ったとたん、あまりにほかほかの底の温度に、これはその場で食べるしか…!と近くの公園で一人2枚を即食べました。この手のものは買って即外で食べるのが一番美味しい気がする。
小さくてぺろっといけるけれど、おなかにわりあいしっかりたまる、わたし全粒粉ですから!というしっかりした粉の存在感のありがたみ。ジャムもバターもなしでもおいしいね…
コーヒーはもちろん、チャイストレートがおいしいお店。チャイストレートを置いているお店ってここ以外見かけたことがないけどとても好き。
オペラシティアートギャラリーは度々足を運ぶのだけれど、なんとなく名前を聞いたことのあるガラス器作家の方、というレベルの知識で足を運んだ企画展がとてもよかった。
まず画家から山野氏へのガラスの器のリクエストがあり、その言葉から想起するイメージで山野氏がガラスの器を作る、さらに完成した器をモチーフとしてリクエストした画家が絵を描くという連想ゲーム・再解釈による作家のリレー創作というコンセプトがとてもおもしろいし、器、絵それぞれに惹かれるものばかりだった。ある人が、これこれこういう意味・かたちである、というイメージを説明しようとした言葉を受け取った相手がまったく同じイメージを想像するとは限らない、という前提に基づき、むしろその違い・揺れを楽しむ、というコンセプトが非常に豊かだなあと感じ入ってしまった。器という作品の形が、ある程度のイメージの揺れはあるけれど、使用用途からおおよそのかたちは定められており、はみ出しの幅がそこまで大きくはない、ということもあるかもしれないけれど。こうやって文字で理解できるコンセプトに激しく打たれてしまう、という作品鑑賞の仕方はあまりに自分の得意な部分に頼りがちでは?と思いつつ、作品自体もとても好みだったことは事実なので…
企画の経緯がまとめられている書籍も買いました。
作品群の内、特に惹かれたのは、山野アンダーソン陽子氏が「向こう側を見る『窓』としての器」という言葉からの連想で作ったシリンダー型のグラス2つ。器の細かなゆがみが照明によって光と影のさざなみを生み出し、窓のない空間に内側と外側が生まれているように見えた。
2階の収蔵品展「静物画の世界」もかなり好みの作品が多く、特に難波田龍起氏の『海の生物』(エッチング)、落田洋子氏の作品群(シュールレアリズム?)に惹かれた。