「私たちは生き方を見失ってしまった。欲が人の魂を毒し……。憎しみと共に世界を閉鎖し……。不幸、惨劇へと私たちを行進させた。私たちはスピードを開発し、自分たち自身を孤立させた。ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げてしまった。知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、無情にした。私たちは考え過ぎ……。感じなさ過ぎる。」(チャップリン)
1月1日の石川の大地震から、僕の好きなTwitterは見てられないくらい酷く荒れた。
最初は情報収集のために使っていたが、段々と私欲にまみれた投稿で目に余る思いになった。
偽の住所と共にSOSのツイートをしインプレッション稼ぎをする投稿
合成、関係のない動画を投稿しインプレッション稼ぎをする投稿
それらにキレる投稿
地震に関するあらゆる想いを乗せた投稿。
正直こういった投稿だらけで辟易とした。
特に今、僕自身もショッキングな気持ちの中で整理がついていない。だから。そういった投稿を見ていて気分は良くない。
初めこそ、被災された方のために自分も何かできることがないかと思い、被災時に役立ちそうな情報をリツーイトしたりもした。
ただ、もし自分が被災したとしたらどんな支援が嬉しいんだろうと考えた時、少なくとも僕はTwitterは見ないなと思った。
電池を十分に確保できる状況にない方もいるだろうし、そういった方には正確な情報を必要としていて、別の媒体で取得するんじゃないかと思った。
僕ではなく、専門の方の投稿が必要とされている。
拡散することで支援に繋がるのかもしれないが、僕の今のメンタル的にも中途半端に拡散活動を続けることはできない。
だから僕はしばらくTwitterを見るのをやめた。
ここで書いた記事だけはTwitterに投稿しようと思う。そうすればタイムラインは見なくて済む。
地震に関する情報はラジオやテレビの情報番組、ネット記事に頼ることにした。
今、自分にできることをやろう。
もし、被災されている方でこれを読んでいる人がいたら。
いつでも連絡してきてください。昔、愚痴屋をやっていて人の愚痴を聞くのは得意です。あなたの話、聞かせてください。