ブランド・エクイティー・ピラミッドをつくってみる。
自分がこれまで感覚的にやってきたことを整理し、それをまとめ上げたうえで、今後どういう方向性で戦っていくのかをアウトプットしていく。
独立する前、いやもっと早く、PCC取った時からやるべきであったなと反省した。
そのくらい結構良い時間になった。
(気になる人は本書読んでみてね)
骨子が固まってきたので、後は自身のブランドに沿った行動を徹底的に取るようにする。
自身の理想ブランドをいったん「SODEKO」として、
「SODEKOならこれをやるか?」「SODEKOならこんな時どうする?」という風に意思決定と行動をしていこう。
これも振り返りの項目に入れるべきだな。
「苦しかったときの話をしようか」の章を読んで。
ここがやはり一番読み応えがあった。これまでが割とテクニカルな内容に対して、ここはまさに実体験を読む。
ありありとその時の状況が思い浮かばれ、「この人なんでそんな状況でも頑張れてるんだろう?」と不思議に思うほどだ。
その理由については本書でも明らかにされているが、それでも自分だったらしばらく全てを投げ出して引き籠るか、海でも見に行くような大変さを経験されたんだなと思った。
僕はまだこんな大変なことは経験していないなぁと思う。何かあっただろうか。
そういえば、1社目でアクセンチュアに入社した時に周りが優秀そうに見えてすごく焦ったり、自分が全く仕事が出来なくてトイレや電車の中で泣いたりしてたことはあった。
あとは、アクセンチュアとCTIの両立が難しくて、アクセンチュアで仕事して終電で帰って、深夜に海外の人にコーチングして、早朝日本人とコーチングの練習をして出社をする…みたいな日々もあったけど、あれは辛いというかむしろエネルギーに満ち溢れていたので苦しくもない。
やはり本書で述べられている通り、苦しい瞬間というのは「自分自身で自分の存在価値を疑う状況に追い込まれたとき」なんだろう。
先のアクセンチュアの件もそうだし、コーチング中にクライアントから「つまんない」「面白くない」「ちゃんとコーチングしてもらっていいですか?」「え、私の話聞いてました?」と言われた時も心がキュッとなった。
でも今思うと、そういう瞬間の方が鮮明に記憶に残っているし、その後の頑張りに繋がっていると思う。その時はほんとにしんどいんだけど。
一つ一つの辛苦は忘れないけど、そのおかげで自分を疑い、否定し、また構築し直すプロセスを踏めていると思う。
そうやって出来上がった自分は前よりも丈夫だ。
そう考えると、失敗をしない方がむしろ恐ろしいということになる。