2024/01/04

sogabrothers
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新たな年の見通しについて明文化しないまま年が明けてから4日目になってしまった。12月の中盤から年末年始にかけて、心地よく眠る時間も場所も十分にないままによく動きすぎてしまった。その分昨日今日とよく布団の中で横になって過ごした。

実家は晩ご飯の品数が多い。ご飯に味噌汁に、主菜、そして副菜が3つほど。今日は帰省中のわたしが晩ご飯の担当だったので、『自炊者になるための26週』の実践だと意気込む。サバの塩焼き。キャベツをごま油、マヨネーズ、ゴマ、醤油で和えたサラダ。糖度の高いトマトを切って並べて、ジェノベーゼソースを添えたもの。塩気が強すぎて辛かった白菜の漬物をバターで炒めてめんつゆと卵でまろやかにしようと試みたもの。塩辛かった白菜の漬物と戦う気分で熱されたバターのべっとりと甘いにおいを感じるときの楽しさ、がトマトの甘さとほのかなジェノベーゼソースの風味に奥行きを感じたときの嬉しさ。本のこの箇所を実践してみた、というのではないけれど、風味を喜ぶ姿勢を少し真似したつもりで、充実した夕ご飯となった。ただ、完成したらすぐに食べようという一人暮らしの料理とは違い、両親が仕事から帰ってきたときに風味がよい状態にあるように、と考えるのは少しやきもきする経験だった。

明日の見通しを立てることや、明日の楽しみを想像することは、自分の生活を成り立たせるコツだと思う。『自炊者になるための26週』に日本酒とアテの喜びについて書かれた章があり、お茶を飲むこととお茶に合う料理について考えることが楽しみだ。それから、漬かりすぎた白菜の残りをスープにアレンジすること。とりあえず次の連休までは地元を楽しむ目を持つことと、目の稽古について考えること、勉強など今年度のシステムを組んでいくことがやりたいことだ。目覚めたら身支度をして、16時半に帰宅する算段で外出して勉強しようかな。

30%か50%で色んなことを続けていきたい。