あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE -8th Tour "Praesepe #Cancer" 感想 4月5日夜公演 配信
ネタバレします
ALKALOID
前説で最初にHiMERUくんがお話をはじめ続けて巽さんが喋り出した途端にpenlightを取り落もしたオタク、見事に初っ端から1番目として歌うべくVERMILIONのイントロに乗せ舞台から迫り上がってきたあるかちゃんを見て絶叫しました。刮目後、目を疑う。
え!?!?!? なにその服!?!? あれ!?!? Black out see sowの衣装やん!!!!????ええええええええ??? みたいなことをパニック状態の頭で思いながら口では「キャアアアアア」と絶叫する。何をしてたかなんてほぼ覚えてませんが、「あ、等身伸びたね…?」とか、「髪の毛や衣装の裾がヒラっヒラしてて解像度高いね…?」とか、「アルバムの曲やるなんて聞いてないよおぉぉぉ泣 心の準備させてよぉ泣」とかジェットコースターに乗せられた気持ちの中で思ってました。視覚からも聴覚からも刺激が強すぎて処理が間に合わす口から絶叫を漏らすだけの存在と成り果て、家にいるのに「もう帰りたい、おうちに帰らしてくれええええ泣 リアルすぎて耐えられない、二次元から出てこないでくれそっちにいてくれ」とワケのわからないことを並べ連ねていた記憶があるようなないような……? まったく平常心では見られませんでした。
アルカロイドは「!!」になり舞台をESに移してからというもの、tricksterと同時に主人公の座を与えられたユニットの側面を持ちます。これまでの彼らのステージには、急造ユニットならではの荒削りさや、場数を越えて進化していくサクセスストーリーがつきものでした。ところが今回の8th Live、ライブの運命や方針を決定づける一番手として切り込み隊長を任された彼らのステージには、普段のほのぼのとした雰囲気はなりをひそめ、きりりと背筋を伸ばして新衣装をまとい、期待と歓喜に満ちた会場のファンを惹きつけて喜ばせる、道に入ったものの持つ格好の良さやオーラがひしひしと感じられました。……大きくなったね……ALKALOID……!
VERMILION
競り上がりで少しずつBlack out see sowの衣装が見えていく演出を考えた方の作戦勝ち。この一言です。あの演出で全ユニット「え!?!? アルバム曲やるん!?!?」と情緒をしっちゃかめっちゃかにされました。脱帽の演出。
スートのモーションカッコよすぎるね!?!? このへん見ててぎゃーーーーーーーーしか言ってないし正直記憶に残ってない。覚えていたいのに!!!!!
Black out see sow
ドリライ初のお召し替え曲。兎にも角にも格好がよく、ALKALOIDのクールさを全面に押し出していて最高かつ最高でした……VERMILIONと合わせて前半パートをかっこよさで押し通してきたこの判断により見事アルカオタクは感情がキャパオーバーいたしましたね……。
正直やると思ってなかったので心の準備を全くしておらず完全に虚をつかれてくらくらになりました。
あの難しすぎるうぉっこっこーと光に堕ちながら張り裂ける儚い高音を歌いながら激しく踊れるデビュー1年目のアイドルとか期待値高すぎて目眩が止まりません。
Distorted Heart
いつものお衣装で出てきてくれてホッとする。さっきまでカッコ良すぎてパニック起こすくらいだったから通常衣装を見て実家みたいな安心感を覚えました。
頭パニクったオタクなのでこの時「もしかしてこのあとUNDYNINGHOLY LOVEやる……?」とソワっソワしてた。
翼モラトリアム
あっ! こうきたか!!!
中の人は風早巽のオタクのため、つばモラのイントロが流れた瞬間「スタフォニとドリライどっちもUDLこないかー!」と思いましたが同時に「これって前半は成長した自分たちを見てもらうパート、後半はサクセスストーリーを織り交ぜた本編のアルカを見るパート」なんだなーと思い返しました。じっと聞いててものすごく染み入る超名曲です。4月に入り新生活に入った方との親和性もめちゃ高い良曲なので、この選曲は素晴らしいと思いました!
一彩くん
とにかく一彩くんが!!! かっこいいい!!!! なんだこれェ!!!??? 蹴りぃ! 腕振りぃ!! ハンパねぇ!!! ひろくんしか観れねぇ!!に なってるところがいくつかありました。
動きは前回の7thの時から躍動感の感じられる腕振りや、身体能力の高さをゴリゴリ全面に押し出していくキックなど、トランプの兵隊を模したユニットの君主として先陣に立ち切り込んでいく勇ましさを放っていましたね……。カッコいいよひろくん、ウゥッ(嗚咽)
ひろくんを見ているとかっこよすぎて意識を保っていられないね…?
あいら
VERMILIONジト顔あいらが大好きな民です。きれいな顔に可愛い性格をしているあいらくんがこの度お召しになった衣装がゴリゴリの黒服に一部の隙もなくカッコよさにパラ全振りしていたため、アルカロイドの可憐な天使がかっこいい系に堕天した……??? と意識を失いかけました。 後半のサクセスストーリーパートではいつもの可愛くて健気なあいらくんが戻ってきてくれて、彼のがんばりを見ていると共感してエネルギーの湧いてくるオタクとしては元気になるパワーをたくさん受け取りました。ありがとうねあいら……!
マヨちゃん
モーションが!! メチャクチャ!! すごかった!! 礼瀬マヨイのしなやかな体使いを表現するCGが!! モーションがめちゃくちゃなめらかに進化してる!! 姿勢のいいマヨちゃんのお背中がしなっと反るところとか、つま先を持ち上げて踵でスッと降りるバレエの一幕のような優雅な仕草とか、音に乗り腕をひるがえし踊る優美が際立っていて……ため息がでました。髪の毛もふわっふわで、筋肉の躍動も感じ取れて……モーションの進化による恩恵をめちゃくちゃ受けているとお見受けしました。
たつみさん
風早巽を目にすると目が引き寄せられてしまい他が見れなくなってしまう上に興奮しすぎて意識が焼き切れてしまう厄介なオタクのため、意識してあまりみないようにしていましたが……それでも目に!! 入ってくる!! ああもうやっぱり!! ダンスがめちゃくちゃ華やかだから!!! もう!!!! 顔が可愛いのに手足が長くてキメっキメで格好よくなるのなんなんですか!!?? スートを決めてるとこ最高にカッコ良すぎて張り裂けました。ありがとうございました。
巽の黒服…? 黒服…? とてもよく似合っているのですが、何というか見てはいけないものを見ているような気分になり直視に絶えません……何でだろう?
Black out see sowのお衣装が若干の魔王感を放ち、濃い夜のオーラを内包しているからかも?
たつみさんって外見は穏やかで行動は奉仕的で優しいですが、革命を企て実行に起こした革命児かつ、共感できる人間はあの天祥院英智とあの天城燐音です。
つまり……見ていられないほど内面的な気質に似合ってる、ということなのかもしれません。ひええええ。
総括
本公演はALKALOIDにとっては成長した姿を見せるためのステージなのだと感じられました。
前半は新曲を詰め込み初の衣装チェンジを披露することで進化しきった姿をファンに見せ、後半は見慣れた通常衣装で既存曲を披露する。既存曲のなかからもALKALOIDが過ごしてきた年月を感じられます。「ここまで成長できたよ。これからも見ていてね」。新人らしからぬ前半と、フレッシュさを残した後半。コントラストを鮮やかに残していくセットリストに成長物語を感じられて…………うれしかったですね……。
ES2年目に入る彼らは結成1年を迎えようとしています。これからの活躍に期待しかできません。
しかし、、、一曲目かつ競り上がってきたところで完全に感情がキャパオーバーになっちゃって、その先のライブ鑑賞にかなり支障をきたしました。興奮しすぎて冷静になるために必死になる必要があり、見終わったあとの今はまるでそうアルカロイド化合物が体内から切れたらこういう感覚になるの?的な虚脱の感覚を味わっております……。(実際に体感したことはもちろんございません)