株式会社Stackの2023年開発体制の振り返り

sonatard
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アーキテクチャは、2022年にバックエンド、Web、iOSでは完成していた。Androidも2023年で完成した。実装に集中できている。今後も大きくコードの書き方は変わらない予定だ。もちろん時代に合わせた改善は継続していく。ShopifyのテンプレートがRemixに移行したため、新しいプロジェクトはRemixで始めている。

設計は、配信、認証、ポイント/会員ランクのリファクタリングを行った。機能をコードからシンプルに理解できるようになった。ビジネスロジックはユニットテストで保証ができている。そのため既存プロダクトは最低限の人数でメンテナンス可能になった。現在の小さな課題は、リソースサイズの考慮漏れだ。課題に向き合い解決していきたい。

バックエンドのAPIテストは、実行時間が長かったがテストケースの改善や並列化により短くなった。QAの専任者はいないがバグは最低限にできている。

開発プロセスは、PRが溜まりリードタイムが長いことがあったがmainへのマージと同時にリリースすることで解決した。レビューの待ち時間を減らすために、チームルールとしてすぐにレビューすることにした。また忘れないようにGitHubのScheduled reminderを設定したことで改善した。

機能開発は、着実な機能提供を行なった。大きな機能のリリースは2024年に控えている。

開発体制は、PM2人、エンジニア7人なった。明確な担当は固定化されておらず、それぞれの専門性を発揮しながら、プロダクトの状況に合わせて対応している。シニアなエンジニアは1人で1プロダクトを担当している。大きなプロダクトのSQは、複数人で担当している。みんなプロダクト開発に集中している。業務委託の方やインターン生には多くの開発に協力してもらった。みんなが120%頑張ってくれた1年だったので本当に感謝したい。

2023年は、改善を重ねて理想的な体制を築くことができた。どちらかといえば開発は守りの1年だったが、事業目標を達成した。

2024年は、90%以上の時間で機能開発ができる攻めの1年にしたい。また機能開発の生産性を上げるために、個々人の業務プロセスやコミュニケーションのフレームワークを構築していきたい。

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