ラジオが怖かった

sonidori
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人が話しているのを聴いているのが好きだと、コロナ禍になりテレワークが増えた時にラジオを聴き始めて知った。

当時はCreepy Nutsのオールナイトニッポン、アトロク、荻上チキのsessionをたまに聴いていて、今はPodcastでジェーン・スー、堀井美香のOVER THE SUN、となりの雑談、働く女と〇〇と。、本屋プラグラジオ、バチリンガルニュース、YouTubeでオモコロのコンテンツラジオを聴いたりしている。

深夜ラジオ等に学生の頃にハマらなくて良かった。寝不足で色んなことに支障をきたしていたと思う。

昔はラジオという存在がめちゃくちゃ怖かった。海外のホラー小説で、ラジオと霊界が繋がるというものを読んでからダメになった。小さい頃に気まぐれにつけてみたラジオの電波が海外のラジオか、もしくは外国語でやっていた番組を拾ったのも恐怖に拍車をかけた。まだ子供だったから知らない言葉が流れてくるのは異界に繋がった気分だった。

鉱石ラジオという存在も怖すぎた。知識が無いと全て恐怖につながる。鉱石のちょっとスピリチュアルなイメージと(全然そんなことないのに)、霊界ラジオが上手いこと結びついてしまっていた。

今ではあんなに怖がっていたラジオが形を変えて身近な存在になっている。もっと早くに楽しめていればよかったな。

そして私を恐怖に叩き落とした小説のタイトルも作者も思い出せない。アガサ・クリスティかエドガー・アラン・ポーだったかも。たまに思い出しては検索して、結局まだ見つけられていない。

@sonidori
オタクの生活