綿谷りささんの手のひらの京を読んでいる。京はみやこと読む。たしか綿谷さんは京都の方だったと思う。何年か前にこの本は迷って読まなかった。それは綿谷りささんは若い方で、きっとこの本も若い方向けの恋愛ものかなと思っていた。でも読み始めると三姉妹の家族の話らしく、何だかとっても心地良い。なんだろうこの感覚…と思ったら、江國香織さんの流しの下の骨と少し似ている。娘目線はだいぶ遠ざかってしまったけどお母さん視点なら大丈夫。まだ途中だけど京都の雰囲気を味わって読んでいる。本のことsorae