2024年1月11日 - 本を読んだ

sosukesuzuki
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ここ数日、西加奈子さんという作家のエッセイ「くもをさがす」という本を読んでいた。

僕はこれまでプログラミングとか数学に関係する本か、あるいはビジネスに関係する本以外は読んだことがなかった。国語の授業とか宿題とかで読まされることはあったけど、自分の意思では一度もそれ以外の本を読んだことがなかった。

「くもをさがす」は、西加奈子さんがカナダのバンクーバーで暮らしているときに乳がんを患ったときのことが記録された本だ。がんだと知らされたときのこと、抗がん剤治療を行っているときのこと、友人や医療関係者との関わり、治療を終えて日常を取り戻した後のことなどについて、感情的な部分も含めて丁寧に書かれている。

僕の所属している会社は「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションを掲げている。「くもをさがす」を読んで、会社のミッションを成し遂げることの意味を感じた。