2023年振り返りとこれからのこと

sota
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2023年総括

  • 会社を辞めて独立した

  • 結婚した

この二つが本当に大きい出来事だった。

前職のManabie(創業5年目のEdTechスタートアップ)を辞める計画はなかったし、自分が31-32歳になる2027年頃までしっかり働いて会社の成長をデザインの立場から牽引して、多少なり脂が乗った状態で次のキャリアを考えようと思っていた。が、事情があり辞めざるを得なくなった。こればっかりは縁だと思うので「早めの独立を応援された」と解釈し頑張ることにした。

それと同じ時期に、1年半付き合っていたベトナム人のパートナーと入籍した。付き合って1年の頃にプロポーズをし、家族の挨拶などが終わって、少し長い国際結婚のプロセスを終えて半年後の入籍完了。

一般的には付き合って1年というと早い意思決定かもしれないけれど、これ以上ない人と知り合えた。特にパートナーからは、家族関係に関するとても良い影響を与えてもらった。大学生から僕を一人暮らしをはじめたが、それから僕が家族と距離をとるようになってしまい、なかなかそこから脱せずにいた。けれど大切にしたいパートナーができて、彼女の家族との交流を重ねるうちに、ようやく自分の態度を見直すことができた。2022年末に3年ぶりに帰省できたのは、完全にパートナーとその家族のおかげだと思っている。自分の周りの大切な人を再認識できた。もう以前のようになることはない。大切な人を、しっかり大切にして生きていきたい。

フリーランスとして生き始めた

独立が決まって、ありがたいことに昔の縁から特にブランク期間もなしに仕事を再始動することができた。

何人もの人から「独立してすぐそんなにお仕事見つかっているのは本当に珍しい」と言っていただけて、これは普通ではないらしい。本当にありがとう。

現時点では主にmikanという英語学習アプリの会社と、大学への寄付文化を作ろうとしているAlumnoteという会社の2社で、業務委託としてお仕事させていただいている。

どちらも前職と同様教育領域であり、やはり僕はここへの関心が高いようだ。

在りたい生き方

ただ、もともと教育領域に関心を持っていたのはまだ見ぬ「将来の自分の子ども」にとって心から信じられる価値を届けたいからだった。

僕は、(家族仲に関して拗らせた過去があるからこそ)自分の身の回りの大切な人たちに対して誇れることをしたいし、その大切な人たちにとって価値があると心から信じられることをしていきたい。それを仕事でも成していきたい。

それを考えると、今の生き方は少し物足りずはがゆく感じてしまう。

日本でより良い教育サービスを作ったり、日本の大学教育の未来を創ることへの強い共感は持ちつつ、自分としては日本にいる母親や祖父母、妻や未来の自分の子ども、または妻側の親族のことを一番に考えながらサービス作りをしていきたい。

来年に予定している結婚式が終わって落ち着いて以降は、そのような理想の働き方ができる何かを模索していく。

会社名だけ決めた。iKnotsという社名。

まだ推敲するつもりだけれど、「大切な人との毎日をより豊かにする」という意味合いをVisionにおいていろんな事業を作っていきたい。

ChatGPTに社名とビジョンだけ共有し、事業領域を推測してもらったのがかなりしっくりときた。

  1. コミュニケーションと関係性の強化: 人々が身近な人々との関係を強化できるようなプラットフォームやアプリケーションの開発。例えば、ファミリーや友人とのコミュニケーションを促進するアプリや、特別なイベントを共有するためのツールなど。

  2. ライフスタイルとウェルビーイング: 日常生活を豊かにするための製品やサービス。これには、健康やウェルネスに関する製品、パーソナライズされたライフスタイルの提案、家族や友人との時間を楽しむためのアクティビティなどが含まれます。

  3. 教育技術(EdTech): あなたの経験を活かして、家族や友人と共有できる学習体験や教育コンテンツを提供する。例えば、親子で学べるプログラムや、友人同士で楽しめる教育的なゲームなど。

  4. イベントとエクスペリエンス: 特別な体験やイベントの企画・提供。これには、家族向けのイベント、友人同士で楽しめるアクティビティ、地域コミュニティを活性化するイベントなどが含まれます。

  5. パーソナライズされた製品とサービス: 個々のニーズに合わせたカスタマイズ可能な製品やサービスの開発。これには、ギフトや記念品のパーソナライズ、家族や友人に合わせた体験の提供などが含まれます。

具体的には、

家族内コミュニケーション, パートナーとの相互理解促進, 結婚式に関するサービス, 子どものプライバシーに関するサービス, ギフトやグッズの領域, 教育関係, 介護関係, 事業承継

などに関心を持っている。妻との二人法人としてはじめ、一つずつ検証していく。2024年が終わる頃には、一つ以上事業の種と言えるものを作っていたい。