

昨年の12月から始まった Perfume 10th Tour ZOZ5 “ネビュラロマンス” Episode 1、千秋楽を迎え、すべての公演が終わりました。
去年の12月末に幕張メッセであった年末の公演は、子供がインフルエンザにかかったため行けなかったので、今年の2月有明アリーナからの参戦だったのだけど、計4回非常に楽しむことができました。
以下ネタバレあり

今回は初のコンセプトアルバムということで、前半は初回見た時にはかなり驚いた。
たいていのライブでは最初の3、4曲が終わった時点で最初のMCが入るといった形で、基本は喋りとともに進行していく構成になっているが、1時間弱ノンストップで演目が続くというのは、Perfumeとしても初めてのライブだったね。
内容自体は中田ヤスタカワールドということで、まぁ面白いし続きが気になるが、SFとしては本当に面白いのかという気持ちにはなる 笑。でもアルバムの世界観みたいなものを映像作品や演目として1本の作品として仕上げるということそのものがかなり面白い試みだし、実際ライブのステージセットや演出でも、ストーリーMVみたいなものと掛け合わせて完成度の高い仕上がりになっていたので、とても楽しむことができた。
後半に関しては、まぁ文句はないよね。昔の曲もいろいろやってくれたし、最新の曲もやってくれたし。
セトリは毎回違ったけれども、基本はCling Clingから始まって盛り上がる曲を2曲。そしてライブ初のMCがあって、PTAのコーナーまでぶっ続け (これ数えていたけど、ほぼ30分しゃべってるね)。その後5曲やって終わりという非常にシンプルな構成。
最終日は新曲の「ネビュラロマンス」を1番最後におまけでやってくれたので、「ここから5曲やります」と言ってから結局6曲だったね。あれは良いサプライズでした。ネビュラロマンス前編が発表されてから新たにリリースされたシングルだけど、これは後編に入ってくるのかなあ?
前編の演目が終わったときに、To Be Continued、Nebula Romance後編という表示があるのだけど、あれ最終日だけ「IN 東京ドーム」という文字が追加されていたので、もしかしたらその辺の構成も決まり始めているのかもしれない。いずれにせよ楽しみだね。
あ〜ちゃんの口からインディーズデビュー当時のイベントでお客さんがいなかった時代の話を聞くのは、長年のファンからすると何度も聞いている話ではある。けれども、やはり1万人以上入るアリーナを満席にした上で、そんな環境でもスタッフやファンへの感謝の気持ちを忘れずに、そういう気持ちをいつも口に出して語ってくれるあ〜ちゃん、そしてPerfume3人はほんとに素晴らしいと思うし、これからも応援したいという気持ちになる。
ところで、今回ライブを通じてPerfume好きだった友達と久しぶりに再会したりなどしたのだけど、年々お互い忙しくなったり、家族ができたり、こういうプライベートの趣味の時間を他人と共有するっていうのは難しくなって、ソロで参戦する日も多かったり、なんとなく自分の中だけで噛み締めるみたいなものが結構増えたように感じる。けど、やはり誰かと一緒に感動や楽しさみたいなものを共有するというのはほんとに嬉しいし、人生短いので、そういう友人も大切にしていきながら悔いのないようにやっていきたいね。
今回はそれだけでなく、「Perfume一度は見てみたかったんだよね」という人を連れて行くこともできて、これでPerfumeと新しい人との出会いが生まれるというのもすごく嬉しい話だなぁと思う。
そういうことも含めて、今回のツアー大変満足した気持ちで終えることができたのでとても良かった。
最高の気分でした!