NHKスペシャル 世界に響く歌 日韓POPS新時代

sotarok
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1月7日に放映されたもの録画を観た。

上を向いて歩こうが57年前に初めて全米一位を記録して以来空白だったアジアPOPS時代を切り開いたBTSを筆頭とするK-POPと、日本から人気を爆発させるYOASOBIの話。

Ayaseさんとikuraさんの成り立ちについてはApple Musicのエピソードで聴いていたのでなんとなく知っていたが、表情を見ながら当時の話を聞くと、うまくいくまでは誰しも、苦しい時期があるんだよな、改めて思った。

本編の中では、いち早く配信市場で覇権をとったK-POPとCD販売依存の日本の対比構造の話なのだけど、確かになぁと思いながら観ていた。

YouTubeなどの配信サービスが台頭したときに、確かに、日本のアイドルやアーティストで、MVを最初から公開してるところは少なかったなぁと思った記憶がある。

本編ではハッキリは言ってなかったが、CDに握手券をつけて売り上げを伸ばしまくるという、そういう業界構造がやはり背景にあったのだろうな、と思った。

ところで、YOASOBIはYouTubeにMVやライブ映像をよく公開してくれている。Ayaseさんが元々初音ミクを使った曲を動画配信サービスで公開していた経験もあるし、ソーシャルサービスの強さを実感していたのだろうか。

世界に文化を売り込むことで、外貨を稼いでいくことで国の経済を復興する、と言うのを国を挙げてやったとのことだけど、これを戦略的にやった上で実際に今の結果が出ているのは凄すぎるな。

ただ、日本を見ていると、結局今、ハードもソフトも輸出できるものがほとんどなく、特に、ソフトウェア業界の真っ只中にいると、国内向けのサービスを国外のインフラを使って提供することが多く、基本は輸入産業になっていてそれはもう円が強くなる構造が全くないよね、というところで、いかに外貨を稼ぐかは大きなテーマだな、とは思っている。

YOASOBIは最近ずっと聴いていて、曲も好きだし世界に羽ばたいていくのが本当にかっこいいしめちゃくちゃ応援しているので、彼らの頑張りに負けないように自分もやっていかないとなぁ、ソフトウェアの世界も、もっと世界に向けていいものを売り出していかないとな、と改めて思ったのだった。

またライブ行きたいな。YOASOBIのファンクラブ入ろう。