胃カメラ

sotarok
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健康診断で胃カメラをしてきた。

元はといえば、一昨年、高校の同級生ががんでなくなったことで死を身近に感じ、健康診断ちゃんとやろう、と思ったことがきっかけでまあ1年に1度はやることにしたのだ。

というわけで、胃カメラは前回、前回初めてやったのだけど、経口 + のどの簡易的な麻酔(舐めるやつ)のみでやってみたら、反射がヤバくておえおえして非常に辛かったので、今回は経鼻か、経口 + 鎮静剤でやってみた。

鎮静剤は不思議な体験だった。

「酔ったような感覚になります」と注意書きに記載があったが、まさに、酒が入っていなくて意識ははっきりとしている気がするのに朦朧としているような不思議な記憶。

始まってからは、意識が意外とはっきりしていて、「うーん、思ったより寝てるうちにすぐ終わるわけでもないし喉結構きついじゃん」と思っていた記憶がある。でも、思い返しても、その後どれくらいの長さカメラが喉を通過していたのか、入っているとき画面にはどんな絵が映されていたのか、それして終わったあと説明を受けたが、うん、なんかきれいだったっぽいな、よかった、と思った事以外ほとんど覚えておらず、休憩の部屋に連れて行かれて寝たのは覚えているが、本当に酒に酔っ払って帰って帰り道の記憶が曖昧だったかのように、断片的にしか覚えてない。

やっているときはハッキリしていた用に感じた意識も、あのときすでに夢現のような感じだったのだろうか。

いずれにせよ、辛い思いもほとんどせず、胃はきれいでしたね、ということでめでたしめでたしということだ。

大腸がんを経験している(切除、復帰済み)の父からは、大腸カメラもやった方が良いよ、と言われている。

ちょっと抵抗はあるが、やらないとだな...