昨年末からYoutubeで一挙放送しててアーカイブが明日までだったのでチビチビ観ていてようやく最終話まで
あれから30年近く経って、1本の映画を観るように観ていると、今だから分かるいろいろと気付きがある。
3クールを2クールで駆け抜けるように、全部が1.5倍速のような話のテンポがやっぱり異常だ。AパートとBパートで2話分の濃密さがある。しかもギャグとラブコメとシリアスと重さが同居して
その癖ルリサーガみたいな1話完結のサブシナリオはじっくり丁寧に描写するから、本筋は実質2倍速で話が進む。今観ると面白いってより感心する方が勝つ。因みに普段アニメはおろかテレビドラマも全く観ない
作画が全体的に記憶より荒い…最終話以外、話が進むほど画が崩れていく
今はオザケンのライブの総指揮もやってる服部隆之の音楽は今も昔もずっと良い。OPも含めて音楽の力がなかったらナデシコはここまで話題になってなかったと思う。ナデシコのワルツが一番すきです
そして結局、めちゃめちゃな畳み方するラストシーンと挿入歌の入りで泣いてしまう。いろいろ感想あるけど、30年近く前、思えば最初からミスマル・ユリカがずーっと好きで今でも好きだなと思う。これは彼女の成長物語なのか、最初から完成されているから最後まで大して変わってないのか。周囲から大体ナメられてて可哀そうだけどそれも最終的にはビシッとキメてくれると思って甘えられてるのか。アキトとずっと幸せになって! なって…なって……劇場版……ユリカのためだけにスパロボVでもやろうかしら
とにもかくにも、ヒーローにもヒロインにもなれて生きる覚悟ガンギマリ(してると思ったけど見返すとところどころ葛藤も多かった。とこもすき)してる彼女の生き様は確実に、私のその後の性癖をぐちゃぐちゃにかき回している…ことが分かっただけでも、見返して大いに有意義だった。愛