7:00-8:30 自宅
いつもと同じ時間に起きて今日は妻の代わりに子ども達の見送り後、駅へ向かう
9:15-11:00 新幹線移動
車内で先日入手した機動戦艦ナデシコ: ルリ AからBへの物語を読み始める。20年ぐらい前に定価で買ったのを10倍ぐらいの値段で買い直す羽目に。なんなら年末年始の一挙放送までは中古でも2倍ぐらいの値段で簡単に入手できたのに。バカばっか。
挿絵を見てすぐに当時の記憶が蘇った。これ多分当時からアニメ本編より繰り返し読んでるわ…当時からテレビを見るのがかったるくて本読む方が楽だったんかな。いつ読んでも画・声共に脳内再生余裕で今読んでも楽しい…むしろ今のが楽しめてるかも。この感想はまた別途書きたい
11:10-12:15 新宿~初台
第一目的の東京オペラシティは初台駅に行けばいいのだが、新宿から歩いて行けそうだったので徒歩で向かうことに。見知らぬ東京での散歩が好きだ
昼食はオペラシティでとろうとしていた矢先、周辺でなんか欧米料理の看板を発見。よく分からない料理は好きだがよく知らないので興味が沸き、店内も空いてそうだしノリで入ることに。ムサカという巡洋艦みたいな名前でチーズとひき肉とナスのミルフィーユという説明の料理に惹かれたので注文したら、チーズとひき肉とナスをミルフィーユしたものが出てきた。早速食べると、口の中でチーズとひき肉とナスをミルフィーユした味がした。一切期待を裏切らないな! よくも悪くも! チーズとひき肉とナスが好きで頼んだんだからいいけど! スペインっぽいと思ったが後で調べたらトルコ~ギリシャ辺り中東まで幅広く伝わっている料理っぽい、ラザニアっぽい感じか。不味くはないがすげえ美味しいかというとそこまででもなかった
12:45-16:30 坂本龍一トリビュート展
東京オペラシティ、杮落しだったオザケン公演以来10年以上ぶりに足を運ぶ。目当てはICCでやってる坂本龍一トリビュート展。
生前の教授の作品の中でも特にアンビエントや実験音楽に焦点を当てた作品が広くない会場に勢揃いしているが、揃いすぎたのか音の干渉が凄い。Alva Notoとのライブ映像をヘッドフォンを聴いて鑑賞できるのだが、その周囲から電磁波の音とPerspectiveと生ピアノと山手線のアナウンスがヘッドフォンをぶち抜いて聴こえてくる。正にカオス。これ絶対作成者の意図した音じゃないよね!!? 教授が生前なら絶対に許可しないような内容で思わず笑みがこぼれる。死人に口なし! プリンスもボウイも教授もさっさと亡くなっちまう方が悪いのさ。文句あるならもっと長生きして作品を作り続けて欲しかったよ
と言うことで個々の作品は素晴らしいがカオスを楽しめる人向け。言うても¥2,000のフルプライスなら文句も出ようが¥800でこの作品量なら充分すぎるし、音の干渉はどうあれとにかく生前の教授の作品と生き様を一つでも多く残したかったという愛は感じるし、なんだかんだ4時間近く滞在したので満足な作品展でした。特に良かったのはPerspectiveとAlva Notoのテクノを感じるショートライブと、ダムタイプとのフィールドレコーディングも面白かった。After the Echoという映像を観たら心地よすぎて9割寝てました
しかしもうすぐ一周忌だと言うのに月一は何かしらリリースなどあってこれだけの作品展を展開できる坂本龍一、マジでどんだけ働いてたんだと思う
17:00-19:00 移動
余白が好きだ。余韻が好きだ。川沿いを歩くのが好きだ。東京での散歩が好きだ。なので初台から豊洲まで電車移動後、ガーデンシアターまでは歩いて移動することに。昨年のAURORAちゃん公演で豊洲ピットに来て以来、豊洲周辺の川沿いを歩くのが大好きになってしまった。イベントとイベントの間の、この余白が好きだ。余韻を楽しむとき。東京に来るときは「余白」のための時間込みでスケジュールを作ってしまう。スケジュールを埋めた結果余白が生じるのとは違くて、最初から意図的に余白を作るの
歩いてたらたまたま豊洲の市場施設のオープン直後だったので観てみたが、オープン直後でまだ開いていない店が多かったのと、インバウンド価格だったのでやめて有明ガーデンで食事を取ることに。¥1,500するUMA●Iバーガーのクオリティがまったく値段に釣り合ってなくてビックリする。東京でそれなりの値段で美味しい物を食べるにはやはりリサーチと行列が必要なのか…並ぶのイヤ…名古屋のハンサムバーガーとコーナーのが万倍イケるぜ
19:30-20:30 The Chemical Brothers
今回の遠征の目当て、ケミカル。これまで観てきたライブで、とりわけ電子音楽で生音を扱わないライブの中でならブッチギリオールタイムベストな一夜だった。凄すぎる。私以外にもちょくちょく泣いたという感想も見かける。あまりにカッコよすぎて感極まるともう人は涙を流すぐらいしかできることがなくなる。とにかく最高だった。この感想はまた別途書きたい
21:00-23:00 散歩
東京での散歩が好きだ(三度目)。日中あんなに人がいるのに、人がほとんど通らない静かな夜の東京湾沿いが好きだ。その最中にライブの余韻を噛み締めるのが好きだ。水面に反射する幾多のネオン、遠くに見える東京のタワー、聴こえるのは行き交う車の走行音だけと言う静けさ。落ち着く。私の中の好きな東京
この日はなかなかミッチリ過ごした東京の一日だった
そのまま夜行バスで帰って次の日は朝から子どもと約束していたSEEDの映画とスキーの準備の買い出しへ。つかれた