「全俳句データベース」なるものが公開されているらしい。ひらがな17文字の音の組み合わせで生じうる約1澗(かん)句が収載されている。これによって全ての俳句は既出のものとなった。
俳句がアルゴリズム的に処理可能なものだなんて、考えたことなかったな。字余り字足らずは除かれるが、その辺も文字数を±数文字にすればカバーできるだろう。「完全に新しい俳句」は自由律でしかなし得ないのだろうか。
いや、厳密にいえば本サイトは、技術的にデータベースとして収載されているわけではなく、都度IDの数字をひらがな17文字に変換する処理が走っているらしい。つまり、完全に新しい俳句を求めて"完全一致検索"を試みるとき、その瞬間にこそ新しい俳句が生まれているのだと言えるかもしれない。
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「マイナー民族楽器」オモコロチャンネルにて、オーストラリア先住民の金管楽器、ディジュリドゥが登場したので。ARuFaさんが見事に初見で吹きこなしていておったまげた。動画のエンディングの演奏が見事で、ここだけ何度も見たくなる。
https://www.youtube.com/watch?v=obO-XSDeqFo
調べた中ではインドの口琴「モルシン」が気になった。金属製の、なんだかRPGに出てくる「物理攻撃力もそこそこある杖」の先端のような形状をしていて、本体を口にくわえ、端を指で弾いて演奏する楽器だ。ピョン吉が飛び跳ねているSEのような、ビョンビョンとした面白い音がする。
正直購入しようか悩んだが、前歯への負荷が大きいらしく躊躇した。木や竹ならともかく、金属の振動を受け止められるほど私の前歯は強靭ではない……。