欲しくなるけど使い道がないもの:かわいい缶

sou_aomi
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高島屋に立ち寄ったら「アムールドショコラ」なるバレンタイン前のチョコレートフェアが開催されていた。昨日1/19からスタートらしい。今日は2日目ということと、バレンタインからまでには余裕があること、程よい地方都市の店舗だからということもあり、ゆったりとみて回ることができた。

この手のギフト系スイーツでは、つい可愛いパッケージに気を引かれてしまう。特にオリジナルデザインの缶ボックスに弱い。立体的に浮き出た加工に鮮やかな色彩、缶が欲しいがためにお菓子を買ってしまいそうになる。ジャミーラのチョコレート缶「アズラクジャミール」なんかはその典型だった。モスクのモザイクタイルのような美麗な缶に、これまたタイルのような青、白、水色のチョコレートが納まっている。こればかりは本当に買おうと思ったのだが、皆考えることは同じなのか、発売2日目ですでに売り切れていた。

代わりというわけではないが、ラ・メゾン・デュ・ショコラのオランジェットを購入した。数少ない私が食べたことのある本格ショコラだ。何年も前、漫画「失恋ショコラティエ」が連載中だった頃に影響されて口にした。表面を覆ったチョコレートが滑らかで、わずかにほろ苦くて、オレンジの香りが鼻の上の方まで広がって、とてもおいしかった記憶がある。

正直、10本で1000円と思うと普通に怯むけど。美味しい紅茶を淹れて、大切に食べよう。