3Dプリンター欲しいな
書評を書いた|『小田嶋隆のコラムの切り口』
FFF(FDM)式のプリンターが欲しい
Blueskyの「3Dプリンタ」フィードを眺めていたら、3Dプリンター熱が高まってきた。熱でフィラメントを溶かして造形するFFF(FDM)式プリンター、いいなぁ……。
私が3Dプリンターを使い始めて4年ほど経つが、これまでずっと光造形式を使ってきた。
光造形式はタンクにUV効果するレジンを貯め、そこにチャポチャポとプラットフォームを浸しながら物体を印刷していく。つまり、最後に付着した液体の洗浄が必要になる。その洗浄がとても面倒なのだ。私は手軽な水洗いレジンを使っているが、本来は有機溶剤が必要だし、レジンは直接触れているとアレルギー発症のリスクもあるので気を遣う。
精度は文句ナシで、キーキャップのような細かいものも安定して制作できているのだけれど(条件をかなり詰めたのもあり、海外の3Dプリントサービスより自前の方がクオリティが高いくらい)、後処理の手間から気軽に使用したい機械ではなくなってしまっている。
その点、FFF(FDM)式は「プラスチックを熱で溶かして再形成する」機構なのでシンプルだ。印刷時間も早いので、日常でちょこっと使いする小物などを作るのにはこちらの方が向いている。
買うとしたら、安価・小型の「QIDI TECH X-Smart3」か定番の「Adventurer5M」あたりだろうか。埃をかぶらせてしまうので、プラットフォームが剥き出しではないタイプがいい。
置く場所を取るのですぐに飛びつきはしないが、しばらく情報を集めてみよう……。
今日の作業
書評ブログを更新した。
コラムとしても面白く、書き手の参考になる示唆もたっぷりな一冊。