Brainwashing(洗脳)
久々のモデリング
かけねぇ時は本を読め
「マインド・コントロールの仕組み」
という本を読んでいる。
以下はkindleストアの商品紹介画像。いい意味でアヤシい装丁から骨太な社会心理本を期待して手に取ったのだが、実際は事例を分類して紹介する一般向けな内容。デコラティブな見出しやイラストが多く、自治体の注意喚起ブックレット的な印象を受ける本だった。
そんなふうに少々肩透かしをくらった形だが、いくつか目をひく内容があった。そのうちの一つが「洗脳を意味する英単語はbrainwashing」だ。
そんなルーだか出川だかみたいな表現なのか。驚愕である。元々は1950年代中国で行われた捕虜への思想矯正で、中国語から英訳して洗脳=brainwashingとなったらしい。この雑学を拾えただけでこの本を読んだ価値は十分にあったように思う。
今日の作業
久々にアバター用の3Dモデルに手を加えた。
前髪・横髪はある程度形になったので、後ろ髪を作ったらようやく服飾のモデリングに入れる。
髪のバランスを整えるだけで平気で2時間とかが溶けていくので恐ろしい。ざっくり作って使いながら修正したほうがモチベーションを保ったまま楽しめるだろうに、誤った完璧主義が森よりも木の剪定を優先させてしまう。
書けないのは何故か
なんで唐突に3Dを弄り始めたのかと問われると困る。「原稿を書く気になれないから」という以外に返せる言葉がないからだ。
全体の構成がやわやわとまとまり始めてきたので、書けるところから少しずつ書き進めていけばいいのだけれど、ここでも完璧主義が足を引っ張る。2行目の表現、なんか気持ち悪いな。段落うつった瞬間、話飛んでるよな。そんなことが気になり始めて筆が止まる。
なので気分転換にモデリングを初め、2時間強を吹き飛ばして満足したわけだ。
そもそも書いた内容がしっくりこないのは、自分が出力する表現が軸ズレしているせいなのだとは思う。3Dプリントと同じで、直近出力したものの影響で軸が歪むことはよくある。そして、その状態で新しいものを作ろうとしても難航するのだ。
本なりweb記事なり、自分にとっての美文を摂取してキャリブレーションしたほうがいいかもしれないな。美文キャリブレーション。