重篤な患者が多くいる大きな病院とは違い、町医者はいろいろな人を見ていて面白い場所のひとつだ。
付き添いの息子さんらしき人に告げずに勝手に帰ってしまった ちいさくてかわいいおばあちゃんや
見えない人と みぶりてぶりで小さく会話するご婦人や
待合の人たちの間を よろけながらステップを踏むおじさん(こちらは視力のバランスが悪いのだろう)
私はというと、もともとドジな上に 初めてのクリニックで様子がわからず緊張していたのか、テスト用のコンタクトレンズを着けたままクリニックを後にしてしまった。外を歩いていて、あれ?なんか様子が違う。と思い 診察後から会計までの記憶をたどり、来た道を戻った。
ちゃんと謝って説明しなきゃ、とシミュレーションをしていたが、受付に到着したら既にスタッフの方々がわらわらしていて説明するまでもなく、お互い謝り倒しながら 我が第二の眼(外してあった自分のコンタクトレンズ)の元へ…。(私は半笑いで)
検査の担当をしてくださった看護師さん… ごめん!トラウマにならないでくれ!
マンウォッチングとか言いやがって、いちばん面白かったのは 私だ。