Copilotを使ってスマートフォンの壁紙(の素材)を作ってみた話

スピカルゴ
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公開:2025/5/19

昨年の今頃、頭の中に描いていた「黄色いガーベラとカナリア」のイメージ。Copilotに絵を描いてもらえばスマートフォンの壁紙にできるのでは……!?

試行錯誤したことをメモしておこうと思う。

オーダーと、Copilot画伯の作品

途中で大幅に修正して、最終的にはこんな感じでお願いした。

「*シンプルで装飾の無いデザイン。

*ガーベラとカナリアと窓のみを画像に入れる。その他のものは描かない。

//タッチ / 手描き風。落ち着いた色合い。//

// 配置 / ガーベラは左側に、カナリアは右側に配置。ガーベラは1本のみ。カナリアは1羽のみ。//

//ガーベラ / 黄色。透明で筒状のシンプルな花瓶。//

//カナリア / 黄色、ガーベラの花を見上げている。//

//背景 / 明るい窓際。空の色はスカイテールブルー。//

以上の指示を忠実に表現したイラストの作成をお願いします。」

候補に残ったイラストはこんな感じ。

最上段の左とその下はタッチが好きだし、シンプルで良い感じ。だけど、窓の外の要素がないのが残念。希望した要素がなるべく多く入っていること、バランス、加工しやすさ、何より鳥が可愛らしかったので上から2つ目の右側を使うことにした。


正方形しか作れない!

画像サイズを指定しても、縦長の長方形でとお願いしても、頑なに正方形。タイトルに(の素材)と入れた理由のひとつ。

途中で諦めてオーダーから削除。それから、用途についての文章も削除した。「花と鳥とスマートフォン」の絵が出てきちゃったから。前回生成したアイコンの時も失敗したし、用途は知らせない方が良いのかも。

画像サイズの変更と切り抜きは「画像加工編集サイト - バナー工房」というサイトを利用した。

シンプルは苦手!

最終候補に残したのはこれでも余計なものが少ないイラストで、どうも装飾をできる限り盛りたくなってしまう模様。若い頃は自分もそうだったかも、と思ったり。

不要な箇所は、Googleフォトの消しゴムマジックで消すことに成功した。余計な部分があっても、少し気になる程度であれば素材として十分使えるようになる機能。とっても便利!

なるべく簡潔に伝える

オーダーについてCopilotに相談すると、なるべく詳しく書くように勧められる。しかし実際に画像生成してもらうと、4つか5つかそれくらいの情報を掻い摘んでいる感じがする。

その辺りのことを質問してみると、こんな答えが。

100~150文字程度に圧縮すると、重要な情報が失われず、意図が伝わりやすくなります。

自分で取捨選択して、譲れない要素に絞って伝えるのが良さそう。

オーダーの文章を見てもらう

それでも、自分では気づかない点はやっぱりある。生成前に意見を聞くのは有効だと思う。

今回ちょっと発見したこと。「補足すると良いポイント」を尋ねると、追加すると良い要素を教えてくれる。「修正した方が良いところ」を尋ねると、修正すると良い表現を教えてくれる。

聞き方も大事なんだなぁと思った。


実際に壁紙として使っている様子。結構気に入っている。

@spicargot
蝸牛のように生きてます。ゲーム(WP6MAXIMUM2004/PS2)の記録、ちょっとした記録など。 WP6の2014年以前の記録はFedibirdにあります。