大阪の中之島にある「国立国際美術館」
ここで配布している冊子『国立国際美術館ニュース』をよく読んでいる。
タイトル通り、美術館の情報を掲載している冊子で、季刊(3ヶ月ごと)の発行。
でもそれににとどまらず美術に関するコラムも多く、執筆陣も美術館の関係者だけでなく、映画監督や作家など幅広い。
中でも、2023年2月に配布された248号では、コロナ禍での取り組みについて書いていた。
そもそも美術館にとって、美術品を表に出して「展示」することは、風化を防ぐ「保存」とは相反するもので、常にそのバランスを取りながら行っていた。それに密などを避ける「人」が加わっても、どうバランスを取るかという根本は同じだという。
この冊子は、公式サイトからでもPDFでも配布されているので、現地に行かなくても読むことはできる。
だが美術品を紹介しているだけに、誰でも見れる状態で配布するPDFでは写真の大半がカットされている。だから毎号取りに行ってる。