帰らなくていいよ
にぎりしめたチケット 風に放して
背中には 遠ざかる
陽炎ゆれて 空耳が歌う まやかしの国
何もかも さよならよ
飛行船 飛び交って 空は渋滞
魔の山は 傾いたまま そびえている
たとえ世界が私をあざむいたとしても
(そうくるか…)
OK!ぜんぶ信じてあげるわ
だけど哀しみあふれちゃって たえきれなくなった日は
(こんなのイヤ…)
No way…新しい国へ、いざ!
急がなくていいよ
階段も登れそうな 風に押されて
あの声が 呼んでいる
いろんなことが だんだん下手になって 足も重くて
ゆっくりと ただ歩く
このへん、考え中!
どこにもない国へ、いざ!