空間には限りがあるので、最近は電子書籍を買うようにしている。hontoとキノッピー。Kindleは……脱したい……。
しかし、どうしても物理で買わなくてはいけない場合も出てくる。私としては、四つのパターンがある。
1、推し作家である。いまのところ、森見登美彦と山尾悠子は物理で買うことにしている。追い電書版することもある。
2、物理であることに価値がある本。箱入りとか、書籍の形そのものに良さがある場合。
3、そもそも物理でしか出ない。図録とか、海外作家とか、わりとこれが多い。
4、これが問題なのだ。作家がやたらと出版社と何かあって絶版する。そんなこと頻繁にあるか?と思われようが、あるのである。とある作品はいろいろあった結果、シンチョウコウダンカドカワと、3パターンでている。出版社が変わっても、特に改訂版になるわけではない。そういうタイプの作家ではないからだ。電書版も消えるのかは、今の出版社と袂を分つまで分からない。この気質があって、あの小説が生まれているのだろうから、読み手としては受け入れるしかない。とにかく、物理で買っておかねば、本当になにも保証されていないのである。
というわけで、書店に行かなきゃいけないなって思ってます。