この世には、独特な店員というのがいる。
たまに行くコンビニの推定店長は、口調自体は明るくハキハキしているのだが、句読点がない。全てのセリフが、語尾が長音となることで繋がっているのだ。読経が近いかもしれない。
書店に10年以上いる店員は、何故かタメ口である。確かに貴女を知って長いが、別に個人の付き合いがあるわけでは一切ない。「カバーは?」「結構です」(支払う)「お釣り、20円」じゃないわ。
たぶん、こういう独特の人というのは、世に満遍なくいるのだ。店員だろうが、営業だろうが、事務方だろうが。私だって変なペースの人と思われている自負がある。しかし、小売店の店員というのは万人と接する機会が多いので、癖の強い人が多い気がしてしまうのだ。たぶん。
それにしたって、上記の二人はクセが強いんだよなぁ……。