咀嚼できずにいる

sshr
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公開:2025/11/30

なんだかよく分からんが最近とても立て込んでいる。とりあえずITパスポートを受けてみるも5点足らず、1ヶ月かけてカジュアル面談〜三次面接まで受けた会社に落とされる、子の期末テスト、学校に行きたくないについて学校と面談、忘年会を兼ねた会社の研修、そして極めつけに冷蔵庫が壊れた。約14年も使っていたんだから恐らく寿命だ。子に「アイス食べようと思ってたら溶けてた」と言われて、ちゃんと朝閉められてなかったのかな、ごめん、と返事をして眠って、朝起きたら冷凍庫の中身が全部溶けていた。アイスはドロドロだった。でも捨てたくなかったので残っていた生クリームも使ってパウンドケーキにした。

(フォロワーさんが作ったかわいいアクスタと共に)

慌てて冷蔵庫を買いに行った。今まで使っていたものより一回り小さいものを選んだ。大人の人数が減っているのと、冷蔵庫が大きいと買いだめをしまくってしまうので、もう少しマメに使い切ろうと思った。一個大きな買い物をすると他の気になるものも買っちゃおうかな、なんて気持ちになって、気になっていた家電を眺めた。夜ご飯は冷凍庫の中身を使い切れるメニューを作った。栄養バランスとかいってる場合じゃなかった。

翌日、冷蔵庫が届いた。配達員の方はとても丁寧で、実店舗で買ってよかったと思った。

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三次面接があった日、子と一緒に大阪へ出かけた。子の推しがあべのハルカスとコラボした広告を出したことにより、いつも出かけている場所なのに聖地巡礼と化した。面接は一次から三次まであって、二次だけが対面だった。オンラインは空気感がイマイチ掴めなくて苦手だ。三次まで受かってたけど、なんで受かってたのかずっと分からないままだった。二次面接のときから話し方や間の取り方について指摘をされていて、最初に言われた時は仕事で関わる人の年齢層や経験や立ち位置が変わるからそれも必要なことなのかもしれない、と思い、「直そうと思うし指導もしてもらえますか」と尋ねていた。圧を感じることなく、淡々と指摘をしてくるので、世の中の社会人ってこんな距離感なのかと驚いた。今の会社は自己開示しまくってる濃厚なコミュニケーションの場所だと改めて感じた。(好きな音楽、好きな本、日記を書いてることなど、インターネットでの活動については一切開示していないけれど)

三次面接では改めて話し方についての指摘を受けた。苦手なところよりも強いところを伸ばすほうがやっぱり生きていきやすいよと面接官の失敗談を踏まえて話してもらえたことや、本当に相性を確認したかっただけのような感じもあったので、別に悪い場所ではなかったと思う。ただ私との相性が悪かっただけで。そうとは分かっていても、面接が恐ろしい場所になってしまった。転職ってこんなにメンタルを削られるんだな、だったら今の場所でだらだら生きていくほうが安定してるんじゃないかとさえ思った。私はビジネスに全然興味がなくて、やっぱり福祉や教育に関わる仕事がしたい。病気や障害はどんな人にとってもすぐそばにあるのに、軽視されていることに納得がいかない。

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「あなたはなぜ雑談が苦手なのか」を最近上梓された桜林直子さんの雑談サービスを最初に利用してから2年半が経った。一度ストップしたのだけど、夫と離婚したことを機にまた利用を始めた。何を話してもフラットに受け止めてもらえる場がほしかったからだ。月に一回程度のペースで利用しているが、何か今年やり残したことはあるか?という話になり、積読を崩したい!と答えた。ドリンクバーがあるところで黙々と読んだり、旅行先で読むのもいいですよねとか、年末年始の長期休暇に崩すけど途中で買っちゃうから結局増えてるパターンが多いなどの話をした。実際の積読を確認したくて並べてみたけど思ったより少なかった。たぶん気になってるけどまだ買ってないものとかもあるからだと思う。12月はたくさん本を読みたいな〜〜。

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会社の研修会兼忘年会があった。会場までは仲良しの人と向かった。食事に辿り着く前に研修があって、仕事終わりだからお腹が空きまくって耐えられそうになかったので、スタバでケーキとコーヒーをいただいた。忘年会、食べ放題だから絶対何も食べない方がいいって分かってたけど耐えられなかった。ずっと食べててやばいな〜と日々思う。忘年会は普段会えない人にも会えたのがうれしかった。声をかけてもらえたのがうれしい、でもゆっくり喋りたいから個人的に誘おう。

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子は学校側から医療機関への受診をすすめられた。得意・不得意なことに差があって、確かめておくのも一つの手ではないか、学校側もしばらく様子を見ていたけど、どういう環境を作っていくのが本人にとっていいのか、実のところ悩んでいると言っていた。私としてはうちの子に限ってまさか、というよりも、ついに来たか……病院の予約ってすぐ取れるのかな……と受診先について心配になった。今のうちに数値や記録として残しておくことは、本人が大人になった時に過去の自分について知りたいとなったときのヒントになるかもしれないし、私が見ている子の姿と学校で先生が見ている子の姿は全然ちがうだろうし、その中で先生が言うのであればきっと今なんだろうと、このタイミングで受診の手配をすることにした。子、本人は学校について、「先生の話が長いと全体指示か個別指示か分からなくなるときがある」などいくつか困りごとがあるから学校が疲れる・しんどい場になっていると話してくれて、自分でもはっきりと説明できるようになっていたから、やっぱりこのタイミングでいいんだと思った。子本人に病院のことを話したら「ふーん、いいんじゃない」くらいの感じで、たぶんあまりよく分かっていない。病院が終わったらスイーツ食べにいこうか、と言ったらそちらのほうを楽しみにしていた。