そこに手を差し伸べる力はないとしても。

stake5
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万引き家族に続いて是枝監督の作品「誰も知らない」を観た。

万引き家族でも感じたけど、是枝監督の作品の「子供」の表情・声・描き方が本当にリアルで子供に見える世界や感情に引き込まれてしまう。

フィクションではあるけれど(モチーフはあっても)、多くの人が存在を認知する中で誰からも本質的には手を差し伸べられることなく生きている子供たち。

ぼくが生きる中にもそういう人たちは、きっといる。

それを知ったとしても自分には何もできないかもしれない。それでもせめて、そこに気づき、思いを馳せられる自分でいたい。