先に用意しておいて良かったものをメモ。

薬を飲む前に食べる10cm×7本のスティックパン(スナックパン)、なめらか蜂蜜のど飴(やさしいなめごごちで口内が無事)、業務スーパーの大容量お粥(3パック)、パウチの介護食(舌や歯茎で潰せる)、アズレン系喉スプレー(青いやつ、消炎)
長年寝ている時の噛み締めと歯ぎしりが酷くて、夜用のマウスピースしてるのに奥歯の詰め物──セラミックも欠けまくってしまい、もっと硬いジルコンを入れてます。
数年前から常にずっと痛い奥歯を治療してきたんですが、数年前に歯根がパキッと折れてて。その後も半年以上かけて色々治療してきたけど、もうお湯でも滲みるから…欠けやすいことも考えて、インプラントにすることにしました。
保険が使えない自由診療(要は自費)なんで、まぁ高い。30万弱。まぁ高いけど、他の歯科よりはかなり良心的な額です。元々セラミックかジルコンを使ってた場所なので、そのぶんはお直しとして割引いてくれました。ラッキー!!!
んで8月に抜歯したんですが、想像以上に怖かったんですよね。「抜くはずなのになんかめっちゃ押し込んでるじゃん!?何そのノミで打ち込むような衝撃!?」とかなり狼狽えてしまって密かにパニックになってしまったんすよね。
術後はまぁ痛み止めを飲めばなんとか耐えられる感じだったけど、用意してたお粥や介護食じゃ足りなくて…1週間くらい、かつて経験したことがないレベルで過食欲が凄まじかったです。怖かった…
施術中に密かにパニック起こしてて汗だくになってた所からしばらく自律神経もおかしくなってしまい、家の中で迷走神経反射でふらつくことが数日続きました。たまに風呂とかでもなるんだけども、それにしても頻度が過去最高にアカン感じでしたね…
そんな感じだったので、昔からその歯科に貼ってある「笑気吸入鎮静法てどうですか?怖いし抜歯でパニックになっちゃって、でも先生的にはどうです?」と聞いてみました。長年そこに通ってるけど、使ってる人を見たことないんよね。自分よりも痛みと恐怖に弱い実家の人たちも、使った話は聞いたことないし。
先生的には「今日やるのは抜歯の逆でもっと丁寧に色々やるみたいなもので、抜歯が出来たなら笑気吸入鎮静法やらなくても大丈夫だとは思いますけど」という説明でした。「麻酔と併用するから寝ちゃう人もいるし(寝そうだわ…)、麻酔が切れてないかや神経の痛みの確認とか出来ない場合もあるから…やれそうなら使わなくてもいいと思いますよ。神経を抜くとか親知らずの方がよほど怖いと思いますね〜」
なるほど。親知らずは抜いてないけど、神経抜いたり色々やってきてるもんなぁ。
でも相談しておいたからかあんまり不安にならずに済んで良かったわ…先生たちもいつもより気を遣ってくれてるのがわかったし、途中途中の確認画面(グロい)も見えない角度にしてくれたり。
縫い終わってから確認用のカメラを見たんだけども、「うわーースッッゴ!!!」という感想でした。なんか格好良くて興奮してしまった…(治療の詳細メモは一番最後にのせてます)
麻酔をしてからきっかり2時間後あたりから、ジワジワと痛みが押し寄せてくるのも「ぴったりすぎてスゲ〜〜」と大騒ぎ。
帰り道で買ったアンパンマンのスティックパン(半額)をうまく無事な方で飲み込んで、鎮痛剤(ロキソニン)。なんとか40分後には落ち着きました。薬ってすごいよね〜
自分が精神科で出されてる眠剤は、歯科や内科でよく出される抗生剤クラリスは使えないので、ケフレックスというカプセルを出してもらってます。
そういうの含めて自分の治療に興味を持つって大事だな〜と思いました。
療養食。市販のお粥とドラッグストアにある柔らかく栄養が摂りやすい介護用のおかず。

翌日は治療した側の喉が痛くて早朝に起きて、パンの残りを食べてから抗生剤と痛み止めを飲んだりしました。
歯茎の痛みよりも喉の謎の腫れの方が痛いかも!?
アズレンの喉スプレーをしたら落ち着きました(イソジンは多分だめだろうと思って)。ノンシュガーでなめらかな蜂蜜のど飴も舐めて過ごしてた…
またこの日はどうしても麺が食べたくて、白石温麺(しろいしうーめん)を茹でて、卵&鶏ガラスープのもとと絡めて、ちみちみと食べました。白石温麺は胃にも優しく、短いので療養食として重宝してます。スーパーでもたまに売ってます。
親戚が宮城なんで(白石市ではない)よく送ってくれるけど、私しか食わないそうでありがたく頂いております。𝓽𝓱𝓪𝓷𝓴 𝔂𝓸𝓾…
2日後も早朝に喉の痛みか顎の痛みか両方か!?という感じで痛くて起きましたね…
ちょっと早めの朝の抗生剤&鎮痛剤。今日消毒に歯科に行くので、喉の痛みも相談します。耳鼻咽喉科に行ったほうがいいかどうか。
よくあるみたいなんだけどね〜麻酔や消毒が垂れてきて滲みた部分ではあった。片側だけだし。寝てる時どうしても口でも呼吸してるらしくて乾燥するからかも、日中はそこまで痛くないんで…
個人的にはコロナ禍の時と同じくらい消毒などに気を遣っていて、ずっとKF94マスクして過ごしており、買い物も人がそこまでいない時間帯しかいかないんすよね。むしろコロナ禍より今の方が怖い。地元は割とマスクしてる人を見かけることの方が多いのは良かった。
コロナ禍の時に喉全体が真っ赤に腫れてボコボコ白い膿?膿栓?が見えて気持ち悪い見た目で痛かった時があって、耳鼻科に駆け込んだら「こんなのはほっときゃ治るやつだから!(ピシャリ)」と言われて終わったことがある(抗生剤くらいはくれたかも)。その時に鼻も詰まって息がしづらいから診て〜と診てもらったら(先生はイヤイヤだった)、「おぉ?…狭いのは生まれつきだからろうけど、鼻中隔湾曲症っぽいぞ。骨が硬くなる前の40歳までに手術する人もいるし、紹介状も書けるけど…どうする?」と言われて、紹介状→大学病院で鼻の手術をするに至ったのでした。
世の中わからんもんだからね…その先生はぶっきらぼうで優しくはないが、別の病気の兆候を見つけて他院へアシストしまくる(どこに何先生がいるかファイルに一覧がある)→大きな腫瘍などが見つかる…みたいなケースがめちゃめちゃ多いSSR医師なんよ。身近でも耳鼻科関係ない脳腫瘍や何やらの兆候を見つけられたから救われた人が何人もいて、すげぇ人なんだ…自分の専門じゃない時にパッとセカンドオピニオン先を出せるのも凄いなと思う。今は半分引退してお子さんと経営してるそうな…
通ってる歯科医もそんな感じで、助かってます。地元で親子で長くやってる所は色々と柔軟で助かる〜。とはいえ継いでくれるとは限らないので、通ってる歯科も全員ベテラン(30年前から同じメンバー)だから、皆残ってるうちにインプラントをやっちまいたいなってことだったのも大きい。
⚠ 治療の詳細(ちょいグロ)
麻酔をいつもの倍を打ってくれたらしい。おそらく「触りますね〜」と言いながら小さなカッターらしきもので歯茎を切って、ゴリゴリと骨を削ってました。最初は手動なんだね…!?
そのうちドリルみたいなので穴をあけて、振動が凄かった。チタンのネジみたいな土台を差し込んで行くときに、唇に器具が当たって痛かったり(口内もだけど口自体もが小さい)
土台のネジがハマった状態の写真も見たけど、ちょっと格好良かった(笑)すげ〜!!
ドリル穴に歯茎を被せて、糸で縫って終わり。被せるんだ…
2ヶ月後くらい経てば土台と歯茎の内部や骨組織?がガッツリくっつくので、改めて歯茎に穴を開けて(涙)歯を被せるそうです。また開けるのか〜!
手術自体は麻酔が効いてるし、相談したら落ち着いたので話してよかったなーーと思いました。
顔はそんなに腫れなかったです。抜歯も似たような感じ。外から顎を触ると「あぁ〜これが腫れか〜」とわかるけど、見た目感じはわからないくらいで助かりました。
ただこのタイミング(常に寝込んでる)で住んでる賃貸の隣でまた新築の物件の建設が始まってしまい、揺れと騒音で大変です。ここに越してから3度目の地獄…まだ寝室の真横だった時よりはマシですが、生活スペースの部屋の隣なので辛ぇ〜
追記 2025/10/31
消毒に行ったところ、喉の痛みは歯科治療でリンパ腺が云々(忘れた…)だから、そのうち治まると思うよとのこと。イソジンとかはやんない方が良いっすよねと聞いたら「かえって刺激になるからやんない方が良いね」とのことでした。
発熱もないので納得