1 性格診断

stc_m
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社会人に、大人になったから。鯨さんに倣って始めてみる。

今日は始めての路上教習だった。第1段階の時に当たった、なんか気が合うなと思うおじさんの先生。走り出してからの指導がやっぱり心地よくて、とても不思議な気分だった。道沿いは桜が満開でついそっちを見続けてしまう。ふと、Twitterで白い桜と撮った写真を加工してピンクにしている投稿に、なんで良さを消してしまうの?と引用している投稿を思い出した。

私も桜はピンクだよなという先入観から加工で少し色味を足していたので後ろめたいような気持ちだったのを思い出す。家の周りに咲いている桜はたしかに白っぽくて、今日見た桜もまた、雪を思い出すような白さだった。

教習所に戻ってきた時に、教習原簿に書いてある性格診断の話になった。私の性格はたしかにその通りで診断ってすごいなとか呑気に思っていたら、そのおじさんも同じ括りのタイプだと教えてくれた。不自然なほど心地よかったのは私の性格を理解していて思慮深い心の持ち主だったかららしい。ただ、診断ごときで私を知られた気になるのもなんだか癪で、会社付き合いとかではMBTIは秘匿しようと決意した。けれども、次の教習も同じおじさんがいいな。