世間では出版不況と言われて久しいが、それでも本屋やコンビニに行けばまだ種々の雑誌は目に付くし、それを買う人も居る。ところで雑誌を読むタイミングとはいつなのだろうか。もしくは、このご時世に紙媒体の雑誌を購入している人たちは、いつ雑誌を読んでいるのだろうか。
自分の場合はたまに紙の雑誌を購入した場合、小説などを読むのと同じように夜のあとは寝るだけという時間にパラパラとページをめくっている。だが本を読む習慣が無かったり、雑誌しか読まない人はどんな時間に、どういう姿勢で、何を考えながら雑誌を読んでいるのだろうと、ふと気になった。そんな疑問を解決してくれるのがかつての雑誌が提唱するスタイルの数々であったのだろうが、もう雑誌もすっかり薄くなってしまっている。だが人々のスタイルまでをも薄くなっているとは断じたくはない。