食に無頓着という訳ではない。むしろ食べる事は好きだ。だがその食のバリエーションが非常に少なく、外食すればほぼジャンクフードだし、自炊しても家庭料理は(揚げ物を除いて)ざっとできるものの、これまたレパートリーが少なく結構同じものばかりを食している。であるが故に、いいものを食べてきたとか、こんな美味しそうで綺麗な料理ができたとかいう話には密かな劣等感を覚えてしまう(勿論相手方は全然悪くない)。たまにはいいものや変わったものを食べたいなぁ。「なら食べればいいじゃん」という声も聞こえて来そうなものだが、御尤。美味しい食事はQOLの根幹にある。たまには黒胡椒を金と引き換えにしてもバチは当たるまい。と、仕事中にそんな事を考えながらスマホで美味しい店を検索などしていた一日。特にこの話にオチは無い。
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