三宅唱監督の『夜明けのすべて』を観た。投げたフリスビーが風で転がるが、自らが相手に届けあうという移動と受け渡しの気遣いがずっとよかった。時にお節介なその不器用さは最終的に陽の光が生み出す風として現れていたような気がした。靡くカーテン、都会を抜ける自転車、揺れる木々。1:44@longstoneその日に思ったことからの記録 宛名なし