最近いろんなSNSを試しているのですが、今度は「くるっぷ」さんにも登録してみました。フォロワーさん達がしばしば利用しているのをお見かけするものの、ログインしていないと観覧できないので気になっていたんですよね。
(気になっているのにいままで利用していなかったのは「オタク特化型SNS」という売り文句が嫌という理由によります。公式Xやヘルプではそのような記述はないので、利用者が勝手にそう呼んでいるのかと思ったらリンクカードに書いてありますね……)
▼Discordに貼った「くるっぷ」さんのリンクカード

ということで今回は「くるっぷ」さんを紹介する記事を書きました。
🐻「くるっぷ」さんとは?
「くるっぷ」さんは作品投稿機能とタイムライン機能を併せ持ったタイムライン型の投稿サービスです。作品の投稿に重点を置いているため、創作者にとって嬉しい機能をいろいろと備えています。
少し使ってみた印象としては「pixivやXfolioなどの投稿サービスがSNSと一体化した感じ」かなと思いました。もちろん作品を投稿しない方も登録していいですし、日常の雑談をつぶやくのもオーケーです。
📝投稿を細かくカテゴリ分けできる
「くるっぷ」さんの投稿には「かんたん」「テキスト」「イメージ」「サンプル」のカテゴリがあり、投稿の内容に応じてカテゴリを分けることができます。
かんたん
Xのような感じでちょっとしたことを投稿したいときのカテゴリです。本文は3万文字まで(タイムラインに表示されるのは140字まで)入力でき、画像を8枚まで添付できます。また、通常の投稿にもタイトルを設定できます。
▼画像を添付した投稿

▼141字以上の投稿は畳んで表示されます

イメージ、テキスト、サンプル
「イメージ」はイラストやマンガなどの画像を、「テキスト」は小説などの長文を、「サンプル」は同人誌のサンプルなどを投稿をするためのカテゴリです。
これらのカテゴリはマイページや検索画面にもタブとして表示されるため、投稿者や観覧者が見たい情報にアクセスしやすくなっています。
▼作品はタイムライン上ではリンクカードのような形で表示されます

▼投稿をタップすると本文、キャプション、画像がすべて表示されます

▼「サンプル」の場合はサイズや委託先の情報も入力できます

Twitter型のSNSだと思うと「ただつぶやくだけなのにカテゴリ分けするのか」と感じてしまいそうですが、pixivやXfolio系のサービスだと思えば『もともとある「イラスト」「小説」などの投稿カテゴリの中に「つぶやき用のカテゴリ」が増えた』という印象です。
📚更に細かいカテゴリ分け
作品投稿は「テキスト」「イメージ」「サンプル」らの大きなカテゴリ分けに加えて、そこから更に作品形式をカテゴリ分けできます。
▼「イメージ」のカテゴリ

「イメージ」カテゴリの中にも「小説」の区分があるのは、「SS名刺メーカー」さんなどを利用して小説を画像として投稿する場合も想定しているのかもしれませんね。
ここで設定したカテゴリは検索時にも選択できるため、「グッズだけ検索したい」「コスプレ写真はちょっと…」といった細かな検索に対応することができます。
▼検索画面の詳細設定

👁投稿のゾーニング
すべての投稿は公開範囲を「全体公開」「フォロワーのみ」「非公開」から選択できることに加えて、「センシティブ/観覧注意」「ワンクッション」「FanArt/二次創作」「AI生成」などの区分でゾーニングすることができます。
これらに設定された投稿は「設定」から表示・非表示を切り替えられるため、観覧者・投稿者ともに意図しない投稿が視界に入るのを防ぐことができます。
(※センシティブ、二次創作、AI生成に分類される投稿は「くるっぷ」さんの投稿ガイドラインによって区分するべき投稿に定められています)
▼投稿画面の下側にあるアイコンをタップして区分します

個人的には二次創作のゾーニングが義務付けられているのがいいなと思いました。ほかのSNSや投稿サイトではそういったルールはないことがほとんどですが、嫌いな方も多いと思いますし。
✏️投稿をいつでも編集できる
投稿はいつでも編集できるため、あとから本文の変更や画像の追加ができます。誤字や描き損じを後から修正できることに加えて、ひとつの投稿に作品を追加していくこともできるのがいいですね。
pixivやXfolioですと作品を投稿したあとに本文を変更できるのは当然みたいなところがありますが(画像の編集はpixivだと有料プランのみ可能、Xfolioでは無料プランでも可能)Twitter型SNSとして見ると少数派という印象です。
📎「クリップボード」で投稿をまとめられる
「クリップボード」を使うと任意の投稿をまとめることができます。この「クリップボード」もマイページのタブに表示されるので、ジャンルごとやシリーズごとに分類して作品を公開するといった使い方ができます。
▼マイページのタブからカテゴリごとに投稿を確認できます

また、アカウントのフォローとは別にクリップボードをフォローすることもでき、「フォローボード」というページからほかのユーザーのクリップボードを観覧することができます。
(余談になりますが、機能のテストのために自分のクリップボードをフォローしたら通知が来たのでちょっと驚きました……自分でも来るんだ……)
▼クリップボードをフォローすると相手に通知が届く

🔎検索機能の範囲は「タグ」
「くるっぷ」さんの検索機能が機能する範囲はプロフィールや投稿に設定された「タグ」となります。投稿の本文やキャプションは検索されせん。
検索する側としても投稿する側としても、意図しない検索結果が表示されるとトラブルの元になりかねないのでトラブル防止に役立ちそうです。
(ただ、本人がタグを付けずプロフや投稿内容にのみ記述している場合はミュートワードとしても機能しないので一長一短ではありますね)
また、「くるっぷ」さんは「ダッシュボード」というページから自分の投稿を細かく指定して検索できます。他人より自分の投稿を検索することが多い自分にとっては嬉しい機能。
▼公開範囲やカテゴリなど条件を指定して自分の投稿を検索できる

🙂用途ごとにユーザーを作成できる
「くるっぷ」さんではひとつのアカウントで複数のユーザー(サブアカウントみたいな感じです)を作成できます。
創作活動をされている方の中には投稿内容に応じて複数のアカウントを使い分けている方もいますが、そういったニーズに対応した機能のようです。
ユーザーは無料プランでは2つまで、くるっぷ+(有料プラン)では5つまで作成可能となっています。
🔗Xへのシェアも気軽にできる
「くるっぷ」さんは「pixiv」や「Xfolio」同様に、シェアボタンから直接作品のURLをXの投稿に貼り付けできます(SNSとして見た場合、外部のSNSに投稿を直接共有できるのは珍しいですね)

最近はXなどでよく利用されている投稿ツールの規制が強くなったため、それに代わる「気軽に投稿できてXにシェアできるサービス」を探しているという方をお見かけします。
そこで「くるっぷさんはそういう用途にもいいのでは?」と感じたのですが、ログインしなければセンシティブな投稿を観覧できないのが難点ですね。直接ポストせず外部サイトを経由する理由がセンシティブだからという場合は多いと思いますし。
※全年齢投稿はログインせずとも観覧できるようです。
🧸まとめ
過去に記事で取り上げたSNS全般に言えるのですが、それぞれのSNSがおもしろい特徴や機能を持っているのに、ユーザーはより多くのユーザーがいるところに集まるために、その「おもしろさ」があまり周知されないのは残念に感じる部分です。
個人的には「みんなこのSNSに住もうよ!」ではなく「それぞれが好きなSNSを使いつつ互いに交流できる状態」が実現したのなら素敵だと思うのですが、現状だと難しいために「Xに不満はあるけど、ほかのSNSでは代わりにならないため利用し続けている」といったユーザーが多い印象。
(※誤解を招くような書き方になりましたが、X批判をしたいわけではなく「Xが好きな方はXを利用して、そうでない方はほかのSNSを利用しつつ互いに交流できればいいな」という話です)
おそらくFediverseの思想がそれに近いのかなと感じるのですが、現状はFediverseはFediverse同士で交流するのが主流(BlueskyやThreadsとも連携していますが、SNSを跨いで交流している方は少ない印象)なのでなかなかうまくいかないものですね。