傲慢と善良と自分①

しのはら
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2023年11月20日

傲慢と善良読んだ。

何となくで読み始めたこの本は、人生の焦りが最高地点に達してマッチングアプリを本格的に始めた自分にはタイムリーだった。

去年からアプリは入れてたけど、一人暮らしは楽しいし恋人が今すぐほしいわけでもない、ただのそろそろ恋愛しなきゃっていう義務感だった。

今思えばそれは義務感じゃなく傲慢さであり怠惰だったと思う。

傲慢と善良を読んで明確に思い知ったことは、確かに自分の中にも傲慢と善良が存在していて、思い返したら吐きそうな自分を形成していたこと。だけどそれよりも怠惰と自己愛が醜い自分を形成していたことだった。

さすがに今年で27歳にもなるから自分の性格や良いところ悪いところはある程度はわかっていたつもりだったし、最低限はやってきたつもりだったからちょっと努力したら取り返せると思ってた。

でも正直もう遅かった。義務感という名の傲慢さと怠惰は日々自身を追い詰め、明確な焦燥に変わった。

@strtree
日常と映画といろんな趣味のこと