プロジェクト・ヘイル・メアリーアンディ・ウィアー (著), 鷲尾直広 (イラスト), 小野田和子 (翻訳)を読了した。
いわゆるSF(サイエンスフィクション)なるものはあまり、読んだことはなく、この作品がSF初めてといってもよい。結論から言えば、これまで読んだすべてのジャンルの作品の中でかなり上位に来ることは間違いない。読み始めから2日で上下巻とも制覇した。どこであっても途中で止めることはありえず、ずっと読み進めざるを得ない。
もはや、あらすじを説明することすらはばかられる。(まあ、表紙を見ると、どこが舞台なのかわかってしまうが...)二つの時間軸の場面を行ったり来たりする構成がよかった。(もちろんほかにもこの構成の小説はあるが)
科学的な検証・監修もしっかり行っていることもよく分かった。この作者のほかの作品も見てみたくなった。