井上 真偽さんのぎんなみ商店街の事件簿 Brother編とSister編を読了した。
これらの本はBrother編とSister編で同じ事件が起こるが、それらを別々の視点から解決する、という三つの話からなるミステリである。このように二冊でひとつのような作品はこれまであったのだろうか。（ミステリの歴史に詳しくないのでわからない。）
井上 真偽さんの作品で、ほかにも『アリアドネの糸』や『その可能性はすでに考えた』を読んだことがある。題材や文体から明らかに(?)理系の雰囲気を感じていて、実際調べてみたら工学部出身ということだった。