大平 信孝 さんのやる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツを読了したので、自分に使えそうなところについてまとめる。
全体的な感想として、ほかの本にも書いてあることがあり、自分がすでに知っていて実践済みの内容もいくつかあった。新たに分かった自分の生活に使えそうなところをまとめる。
1.姿勢や音に気を付ける
普段何気なく生活していると自分の出す音に特に関心はわかないことが多いのには納得した。
2.結果に振りまわされそうなときは打率で考える/ 3割は超すごい/2.5割ですごい
すぐやる人になると、行動量は自然と増える。失敗も増えて、落ち込むこともあるかもしれない。そんなとき、すべて必ず成功する人はいない、ということを思い出す。プロ野球でいうと、3割の打率で超すごい、という事実
1,2はメタ認知に関するテクニックと理解した。両方とも、自分の言動(姿勢や音)、
3.あんまり成果が出ないときは、行動にフォーカスする
結果に対する目標ではなく、行動に対する目標とする。例:ダイエットにおける、体重減少は結果目標で、毎朝のウォーキングをする、が行動目標。
行動目標にすると何がよいかというと、やるだけでクリア(結果はここでは関係ない)ので、失敗が限りなく少なくなり、続けやすい。またそのうち、結果目標を目指すことができるようになるかもしれない。
4.人と比べない
人と比べてしまうと、感情がネガティブになったり、結果的に行動が止まるのが問題である。では、何と比べればよいのかというと、過去の自分である。自分の中で少しずつ成長できればそれでよい、という考え方。
この辺の考え方は、幸福に関する地位材と非地位材に似ていると感じた。地位材による「幸福感」は長続きしないことは経験的に理解していたので、非地位材を得られるように努力している。私自身、他人との競争を避けてきたので非地位材による幸福の方があっている気がするが、油断すると大学院での研究に関して他人と比べてしまうことがある。