人生には反面教師が必要かもね。
とだけ書かれた下書きが残っていた。なにをどう、書きたかったのかは今となっては分かりもしないし、記憶を遡ってもまったく検討もつかない。日付は2月だった。
むりやり、その続きを書いてみようというのが今回の試みである。今年がはじまってからの3ヶ月を総括すると、嫌なことに向き合って結局は嫌いだなと思ったってこと。人間、弱みを克服するよりも強みを伸ばすほうが余程、伸び代があるように思う。無駄な時間とまでは言わないけど、それをきちんと理解するのに、3ヶ月掛かるのは若干遠回りなように思う。けども、今となってはどうしようもない。
具体的に書くと、嫌いな人に対して普通に接することさえ難しくて、嫌いな人はどこをどうひっくり返して、視点を変えて見たとしても、嫌いなのだ。普通にしようとも、嫌いな部分が見えてしまう。残念ながら、大人にはなれませんでした。オカン、ごめんよ、人間失格風に育ってしまいました。ちゃんと育ててくれたので、アナタが悪いなんて1つも思ってないよ、僕がこの世界で適応できなかっただけのことです。なんて、思ってしまう。
できるだけ、周囲の人からそう思われないように、嫌われないように、黒子のように、そっと誰かの背中をそっと押すような仕事をしていたりする。誰にも頼まれてないけど、あんまり目立たないように、息を潜めて。
奢ることなく、地道に、そしてそっと背中を押すように仕事をする。そんなことを続けていたら、いつの間にか仕事量が膨大になって単に忙しくなった。自分のためになんて、1つも思わず誰かのために仕事をしていたら、勝手にそうなっていった。指名されて、一緒に仕事したいです、と。
仕事にも反面教師は必要かもね。
今年の3ヶ月を振り返ったけど、なんだかんだすぐに5月が終わり、6月も終わると今年の6ヶ月を振り返る羽目になる。今のうちに言っとくと、半年の総括なんてやんねーよー。
どうせ、仕事して、酒のんで、散歩して、ジムにいって、の繰り返しなんだから。一応、オチ風なトコまで行き着いたような気がしてる。